特許
J-GLOBAL ID:200903034456119597

雑音抑圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 将高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014874
公開番号(公開出願番号):特開平9-212196
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 目的信号のみを効率よく拾い出すことができる雑音抑圧装置を提供することである。【解決手段】 パワースペクトル成分と位相成分を入力信号から周波数分析回路202で抽出し、一方音声/非音声識別回路206で入力信号が目的信号か雑音を判別し、雑音であるときのみスイッチ207Aにより雑音スペクトル特性計算回路および記憶回路208に入力信号スペクトルSns(f)をとり込み、聴覚的重み係数W(f)を乗じ、入力信号の平均パワースペクトルS(f)との差をとり、それを逆周波数分析回路210で元に戻す。さらに残留雑音があるときは損失制御係数計算回路212の出力を演算手段214で乗じ、ほぼ完全に残留雑音を消す構成を特徴としている。
請求項(抜粋):
雑音と目的信号が混在した音響信号を入力信号とし、その入力信号から雑音のみを抑圧する雑音抑圧装置において、前記入力信号を周波数分析して信号のパワースペクトル成分と位相成分を抽出する周波数分析回路と、前記入力信号を目的信号かそれ以外の雑音かを判別する目的信号/雑音識別回路と、その信号判別結果から雑音の平均的なパワースペクトルを計算し、この平均的なパワースペクトル特性に聴覚的な重み付けをする雑音スペクトル特性計算および記憶回路と、この聴覚的な重み付けした平均的なパワースペクトルを前記入力信号のパワースペクトルから引き算する減算手段と、その結果をもとの時間領域に変換する逆周波数分析回路とを有することを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (3件):
G10L 9/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00
FI (3件):
G10L 9/00 F ,  H03H 17/02 601 G ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-247011
  • 音声情報分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-138626   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平3-247011

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