特許
J-GLOBAL ID:200903034470916491

車両の動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045450
公開番号(公開出願番号):特開平10-238557
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 クラッチ制御用オイルを短時間で昇温し、暖機時間の短縮を図る。【解決手段】 本発明に係る車両の動力伝達装置は、油圧制御式摩擦クラッチ52とトルクコンバータ53とを直列に組み合わせ、トルクコンバータのスリップによりオイルを昇温し、クラッチを短時間で作動可能とする。オイルが低温・高粘度のとき、第1の制御方法では、同じく低温・高粘度のミッションオイルを利用してトランスミッション75の入力側を制動し、摩擦クラッチを接続してトルクコンバータをスリップさせる。トランスミッションはニュートラルレンジに変速する。第2の方法では、ブレーキ手段21によりトランスミッションの入力側を積極制動し、摩擦クラッチを接続してトルクコンバータをスリップさせる。いずれの方法でも車両の発進が防止されるので、アクセルペダルの踏み込みによりスリップを増し、暖機を促進できる。
請求項(抜粋):
エンジンとトランスミッションとの間に直列に設けられ、共通のオイルを使用する油圧制御式摩擦クラッチ及び、トルクコンバータ又は流体クラッチと、前記トランスミッションの変速操作を実行するアクチュエータと、前記オイルの温度が所定値以下のとき、前記アクチュエータを作動させて前記トランスミッションをニュートラルレンジに変速し、且つ前記油圧を制御して前記摩擦クラッチを接続する制御手段とを備えたことを特徴とする車両の動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平3-292444
  • 特開平1-168532
  • 特開昭59-019764
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