特許
J-GLOBAL ID:200903034508549986

最適化装置及び最適化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-059506
公開番号(公開出願番号):特開2001-249818
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】あるイタレーションにより導かれた値が、直後のイタレーションにより使用されているような近接したループ運搬依存を有するループ処理の実行効率を向上させることができる最適化装置を提供する。【解決手段】 演算式『a[i+1]=a[i]*3+2;』がループ処理のボディに含まれていて、あるイタレーションにおける演算式『a[i+1]=a[i]*3+2;』の実行により導かれた値が、次巡目以降のイタレーションにより使用されるものとする。この場合、パイプラインにてこのボディを繰り返し実行させた場合に実行遅延が生じるので、同演算式を『a[i+4]=a[i]*81+80;』に書き換える。これにより、依存距離が拡大されるので、パイプラインにおける実行遅延が短縮される。
請求項(抜粋):
1つ以上の演算式を含むボディと、当該ボディについての繰り返し条件を定める制御文とからなるループ処理を含むプログラムを、パイプラインに適合するよう最適化する最適化装置であって、i回目の繰り返し時に演算式により定義される値が、同ボディの繰り返しを何回経た後に参照されるかを解析することにより、演算式にて値が定義されてから参照されるまでの繰り返し数xを得る解析手段と、ボディをパイプラインにて繰り返し実行させた場合の実行遅延を、前記繰り返し数xに基づいて推測する推測手段と、実行遅延が所定の閾値より大きい場合、i+y回目(y>x)の繰り返し時に参照されるべき値をi回目の繰り返し時に定義するよう、演算式を書き換える書換手段とを備えることを特徴とする最適化装置。
IPC (2件):
G06F 9/45 ,  G06F 9/38 310
FI (2件):
G06F 9/38 310 X ,  G06F 9/44 322 G
Fターム (3件):
5B013BB07 ,  5B081CC24 ,  5B081CC30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 部分和計算方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252508   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (1件)
  • 部分和計算方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252508   出願人:株式会社日立製作所

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