特許
J-GLOBAL ID:200903034535026278

コイル部品の製造方法及びコイル部品の製造に用いるはんだ槽とはんだ加熱装置とはんだ槽掃除治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-144262
公開番号(公開出願番号):特開2002-336960
出願日: 2001年05月15日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】【目的】 コイル巻線と外部接続端子とのはんだ付けの接合信頼性の高いコイル部品の製造方法及びコイル部品の製造に用いるはんだ槽とはんだ加熱装置とはんだ槽掃除治具を提供する。【構成】 巻芯1に巻回した絶縁被覆導線2の端末2a、2bを鍔3bに設けた外部接続端子6、6にからげたコイル部品20の接合箇所12をステンレス製のはんだ槽18中の390〜450°Cに加熱溶融したSnを主組成分とするPbフリーはんだ22へ浸漬はんだ付けすることによって前記接合箇所12の絶縁被覆膜5を熱で溶融破壊して除去し、露出した導電線材4と外部接続端子6とを被覆するようにPbフリーはんだ22で濡らし、引き上げてはんだを固着させて接合する導電接続工程を行う製造方法であり、ステンレス製のはんだ槽の少なくとも内表面のCr酸化膜9表面にガラス材またはセラミック材(Al2O3、ZrO2等)を溶射してなるコーティング膜14を備えたはんだ槽18を用いることを特長とする構成である。
請求項(抜粋):
導電線材の外周に絶縁被覆膜を有する絶縁被覆導線を巻芯に巻回するとともにその両端末を前記巻芯と一体に設けられた外部接続端子にからげ、表面に酸化膜を形成した金属母材からなる槽の少なくとも内側表面にガラス材またはセラミック材を溶射してなる耐熱性コーティング層を備える構造のはんだ槽中で、加熱装置にて390〜450°Cに加熱溶融した錫を主成分として鉛を含まないはんだの中へ前記外部接続端子と前記絶縁被覆導線とのからげ部分を浸漬することにより、該からげ部分の絶縁被覆膜を溶かして除去するとともに導電線材と外部接続端子とをはんだ接合する導電接続工程を備えることを特徴とするコイル部品の製造方法。
IPC (7件):
B23K 3/06 ,  B23K 1/00 330 ,  B23K 1/08 310 ,  B23K 3/00 310 ,  B23K 3/08 ,  H01F 41/10 ,  B23K101:36
FI (7件):
B23K 3/06 A ,  B23K 1/00 330 D ,  B23K 1/08 310 ,  B23K 3/00 310 N ,  B23K 3/08 ,  H01F 41/10 C ,  B23K101:36
Fターム (6件):
4E080AA10 ,  4E080AB02 ,  4E080BA17 ,  4E080BA20 ,  5E062FG05 ,  5E062FG15
引用特許:
審査官引用 (6件)
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