特許
J-GLOBAL ID:200903034535724013

ボールペン式流体利用電気焼灼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-517341
公開番号(公開出願番号):特表平10-512479
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】電気焼灼装置が開示されている。この発明の一態様に従って、電気焼灼電極/先端部には遠位端部がボールペン式先端部で終わっている中空の導電性管が準備されている。流体、望ましくは導電性流体が、中空の電極/先端部の近位端部に印加されて、電気焼灼中それの遠位端部から放出される。ボールペン式遠位先端部は、この遠位先端部が組織に直接当てられて組織に沿って「ころがされ」又は滑らされることを可能にする。これは、遠位先端部が組織上でのひきずり又はひっかかりを伴うことなく、組織上で移動させられることを可能にする。加えて、遠位先端部から放出された導電性流体は更に、遠位先端部が組織上で移動するときに、この先端部を潤滑する。導電性流体が使用されたならば、電極/先端部から発出する導電性流体はRF電気焼灼エネルギーを遠位先端部から導き去り、その結果組織の焼灼を実際に行うのは遠位先端部ではなくて主としてその流体になる。すなわち、流体は「仮想」の電気焼灼電極として役立つ。焼灼、凝固及び剥離を行うのは遠位先端部ではなく流体であるので、組織に対して焼損又は穴あきは行われず、現場におけるくずの量が減少する。また、電極/先端部を通る流体の流れは遠位先端部を清浄に且つ冷たく保つのに役立つ。
請求項(抜粋):
近位端部及び遠位端部を有する管を含んでいて、この管の遠位端部の少なくとも一部分が導電性であり、この管が少なくともその遠位端部に隣接したこの管の部分に内腔を有しており、この内腔が圧力下で流体の源に接続可能であり、且つ、管の遠位端部において管内に閉じ込められた導電性のボールを含んでいて、このボールが管の遠位端部を越えて遠位方向へ延びている、流体利用の電気焼灼装置。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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