特許
J-GLOBAL ID:200903034576130004

生物学的因子と神経幹細胞

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  宍戸 嘉一 ,  小川 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-276639
公開番号(公開出願番号):特開2007-014352
出願日: 2006年10月10日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】アストログリア細胞、希突起膠細胞又はニューロンに分化する神経幹細胞の数を増加する方法を提供すること。【解決手段】アストログリア細胞、希突起膠細胞又はニューロンに分化する神経幹細胞の数を増加する方法が記載される。この方法は、単離した神経幹細胞を第1増殖因子を含有する培養基中で増殖して前駆細胞を生産することを含む。この前駆細胞は、次いで、第2増殖因子又は増殖因子の組合わせを含有する第1増殖因子なしの第2培養基中でアストログリア細胞、希突起膠細胞又はニューロンに分化される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
神経幹細胞から分化細胞を調製する方法であって、 (a)ニューロン、アストログリア細胞及び希突起膠細胞へ分化することができる後代を生成することができる、予め取得した少なくとも1つの神経幹細胞を、懸濁状態で、マイトジェンを含む増殖誘導性無血清培養基中で増殖して神経前駆細胞を生成する工程であって、該マイトジェンが表皮増殖因子である工程、及び (b)該神経前駆細胞を、表皮増殖因子を含まない分化誘導性培養基中で培養することにより、該神経前駆細胞を分化させて分化神経細胞を生成する工程であって、該分化誘導性培養基が、 (i)CNTF、bFGF、BDNF及びレチノイン酸からなる群より選ばれる分化誘導性増殖因子又は、 (ii)該分化誘導性増殖因子及び該神経前駆細胞が接着する基質の両方 を含む工程、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
C12N 5/06
FI (1件):
C12N5/00 E
Fターム (13件):
4B065AA90X ,  4B065BB03 ,  4B065BB10 ,  4B065BB12 ,  4B065BB15 ,  4B065BB19 ,  4B065BB32 ,  4B065BB34 ,  4B065BC03 ,  4B065BC07 ,  4B065BC11 ,  4B065BC41 ,  4B065CA44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 生物学的因子と神経幹細胞
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-510503   出願人:ニューロスフィアーズリミテッド
  • 特表平3-504917
引用文献:
審査官引用 (12件)
  • Restorative Neurology and Neuroscience, 1992 July, Vol.4, p.2028, abstract:34.P3
  • Progress in Growth Factor Research,April 1992, Vol.4, p.139-155
  • Neuron,1991, Vol.6, p.949-955
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