特許
J-GLOBAL ID:200903034614997319

熱磁気エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-046875
公開番号(公開出願番号):特開2009-203875
出願日: 2008年02月27日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】形状記憶合金の変形に伴い発生する力と、熱磁気特性を有する材料の磁気特性変化との両者を好適に利用する。【解決手段】無端ベルト4に含まれる形状記憶材料に、予め記憶された形状への復元力を発生する変形温度と、常磁性から強磁性に変化する磁性変化温度とがほぼ等しい材料を用いる。温水供給器5(熱付与手段)による加熱、及び永久磁石7(磁力付与手段)による磁界が無端ベルト4に作用すると、無端ベルト4には予め記憶された形状への復元力と、常磁性から強磁性への磁性の変化とがほぼ等しい温度で生じる。形状記憶特性と熱磁気特性との両者を、加熱及び冷却の温度幅の比較的小さい運転サイクルによって同時に利用することができ、エネルギ効率及び回転速度の向上に寄与しうる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の変形温度を越える温度上昇に伴い予め記憶された形状への復元力を発生する形状記憶特性、及び所定の磁性変化温度を越える温度上昇に伴い常磁性から強磁性に変化する熱磁気特性を有する材料を含む無端ベルトと、 前記無端ベルトに対し作用可能に配置された熱付与手段及び磁力付与手段と、 を備え、 前記材料は、前記変形温度と前記磁性変化温度とがほぼ等しいことを特徴とする熱磁気エンジン。
IPC (2件):
F03G 7/06 ,  F03G 3/00
FI (2件):
F03G7/06 C ,  F03G3/00 E
引用特許:
出願人引用 (2件)

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