特許
J-GLOBAL ID:200903034656405721

ヒートポンプ給湯冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-027123
公開番号(公開出願番号):特開2000-227252
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 貯水槽に貯えられた貯水を給湯水として供給するために必要な準備時間の短縮を図ったヒートポンプ給湯冷暖房装置を提供すること。【解決手段】 温水熱交換器41内を通過した直後の貯水の一部は、自動温度調整弁42により、温水熱交換器41内に流入する直前の貯水に混合され、温水熱交換器41内に流入する直前の貯水の温度が所定値に制御される。これより、温水熱交換器41内に流入する直前の貯水の温度を高い値で一定にしており、温水熱交換器41の熱交換能力も大きな値で一定に保持できるので、温水熱交換器41内を通過した直後の貯水の温度は給湯値以上となる。一方、温水熱交換器41内を通過した直後の貯水の残部は、貯水槽30の上部の入水口32を介して貯水槽30内に戻る。従って、貯水槽30内の上部には給湯値以上の貯水が流入することになり、貯水槽30内の上部に貯えられた貯水の温度を給湯値以上にするので、貯水槽30に貯えられた貯水を給湯水として供給するために、貯水槽30内の貯水の温度を全体的に給湯値以上にまで高くする必要はない。
請求項(抜粋):
貯水槽内に満水状態で貯えられた貯水を、動力源の冷却水を高温流体とする温水熱交換器の低温流体として、前記貯水槽の下部に設けられた出水口を介して前記温水熱交換器内を通過させるとともに、前記貯水槽の上部に設けられた入水口を介して前記貯水槽内に戻すことにより、前記貯水槽内に貯えられた貯水の温度を高くし、前記貯水槽の下部に設けられた給水口を介して前記貯水槽内に水道水を流入させることにより、前記貯水槽の上部に設けられた給湯口を介して前記貯水槽内に貯えられた貯水を給湯水として供給する給湯設備を有するヒートポンプ冷暖房装置において、前記貯水槽の出水口から前記温水熱交換器に向かう貯水に対して前記温水熱交換器内を通過した直後の貯水を混合する自動温度調整弁を備え、前記温水熱交換器内に流入する直前の貯水の温度を前記自動温度調整弁により所定値にすることにより、前記温水熱交換器内を通過した直後の貯水の温度を給湯値以上にすることを特徴とするヒートポンプ冷暖房装置。
IPC (2件):
F24H 1/00 611 ,  F25B 27/02
FI (2件):
F24H 1/00 611 P ,  F25B 27/02 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-122172
  • 特開昭62-049152
  • 給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-077021   出願人:ダイキン工業株式会社
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