特許
J-GLOBAL ID:200903034747677996

ディーゼルエンジン用ピストン冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-209603
公開番号(公開出願番号):特開2003-020945
出願日: 2001年07月10日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】白煙の排出を大幅に低減できるディーゼルエンジン用ピストン冷却装置を提供すること。【解決手段】ディーゼルエンジン用ピストン冷却装置において、開閉バルブコントローラ36により、温度センサ37で検出した潤滑油温度Tが、第1温度設定値以下のときに、開閉バルブ35を閉じて冷却系統30を停止し、第2温度設定値を超えていたときに、開閉バルブ35を開いて冷却系統30を起動している。従って、第1温度設定値および第2温度設定値を適宜設定すれば、潤滑油温度が低いとき、すなわちシリンダ101およびピストン102の温度が低くてシリンダ101内の燃焼温度が低いときに、ピストン102の冷却を停止できる。これにより、シリンダ101内の燃焼温度の上昇を促進でき、燃料の着火および完全燃焼が起こりやすくなって未燃燃料の排出を少なくでき、白煙の排出を大幅に低減できる。
請求項(抜粋):
シリンダ(101)と、このシリンダ(101)内を摺動するピストン(102)とを備えたディーゼルエンジンに設けられるディーゼルエンジン用ピストン冷却装置であって、前記ピストン(102)に冷媒を吹きつけて当該ピストン(102)を冷却するピストン冷却手段(11,12,30)と、このピストン冷却手段(11,12,30)の動作を制御する制御手段(35,36,38,39)とを備え、前記制御手段(35,36,38,39)は、前記ピストン冷却手段(11,12,30)を起動させるか停止させるかを決定するために、当該ディーゼルエンジンの状態を判定する判定手段(361)と、この判定手段(361)からの信号に基づいて前記ピストン冷却手段(11,12,30)の起動を行う起動手段(35,38)とを含んで構成され、前記判定手段(361)は、当該ディーゼルエンジンが始動すると計時を開始し、所定時間が経過すると所定の信号を前記起動手段(35,38)へ出力するものであることを特徴とするディーゼルエンジン用ピストン冷却装置。
IPC (6件):
F01P 7/16 506 ,  F01M 1/08 ,  F01M 1/16 ,  F01M 7/00 ,  F01P 3/08 ,  F01P 7/14
FI (8件):
F01P 7/16 506 ,  F01M 1/08 B ,  F01M 1/08 E ,  F01M 1/16 F ,  F01M 7/00 A ,  F01M 7/00 C ,  F01P 3/08 A ,  F01P 7/14 Z
Fターム (13件):
3G013AA07 ,  3G013BA02 ,  3G013BB14 ,  3G013BB25 ,  3G013BB32 ,  3G013BC03 ,  3G013BC04 ,  3G013BD02 ,  3G013CA06 ,  3G013EA03 ,  3G013EA05 ,  3G013EA08 ,  3G013EA09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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