特許
J-GLOBAL ID:200903034815411266

アンチワインドアップコントローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 正利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-352238
公開番号(公開出願番号):特開2001-166801
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 制御対象に飽和特性が存在するために生じるワインドアップ現象を抑制可能なアンチワインドアップコントローラを提供する。【解決手段】 飽和要素13の出力からは、帰還信号F3が抽出される。また、ローパスフィルタ11の入力より帰還信号F4が抽出され、帰還信号F3と帰還信号F4は加算器15に入力される。加算器15では、この帰還信号F4と帰還信号F3の偏差e4が算出される。偏差e4には、増幅器27で補償器9のDCゲインの逆数が乗じられ、帰還信号F1として加算器7に負帰還される。
請求項(抜粋):
所定の制御範囲を超えたとき飽和特性を有する制御対象をフィードバック制御するアンチワインドアップコントローラであって、前記制御対象の状態量を検出する状態量検出手段と、該状態量検出手段で検出された状態量の値を帰還させ目標値と比較し、第1の偏差を出力する第1偏差出力手段と、該第1偏差出力手段で出力された第1の偏差を帰還信号と比較し、第2の偏差を出力する第2偏差出力手段と、該第2偏差出力手段から出力された第2の偏差に対し積分を含む演算を行い、補償信号を出力する補償手段と、該補償手段より出力された補償信号から高周波成分を除去するフィルタと、該フィルタの出力信号が所定の制御範囲及び飽和特性に基づく制限を受けた後、前記制御対象に入力される飽和要素と、該飽和要素の出力信号を前記補償手段の出力信号と比較し、第3の偏差を出力する第3偏差出力手段と、該第3偏差出力手段の出力信号に対し定数倍及び/又は所定の伝達要素を掛け、前記帰還信号を出力する増幅手段とを備えたことを特徴とするアンチワインドアップコントローラ。
IPC (2件):
G05B 11/36 501 ,  B60H 1/32 624
FI (2件):
G05B 11/36 501 E ,  B60H 1/32 624 Z
Fターム (10件):
5H004GA11 ,  5H004KA54 ,  5H004KB02 ,  5H004KB04 ,  5H004KB06 ,  5H004KB22 ,  5H004KB30 ,  5H004KB38 ,  5H004LA08 ,  5H004MA12
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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