特許
J-GLOBAL ID:200903034826008137

反射音を考慮した道路騒音の予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-005612
公開番号(公開出願番号):特開2001-194224
出願日: 2000年01月14日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】適用の制限を無くし、道路交通騒音の評価を絶対量として予測できる反射音を考慮した道路騒音の予測方法を提供する。【解決手段】音響反射面となる構造体を考慮した騒音伝搬モデルと、音響反射面となる構造体を省略した直接伝搬モデルとのそれぞれにおいて、対象とする周波数帯の間を所定の周波数刻み幅Δf毎に分け、音圧レベルを境界要素法により求めるとともに、全周波数成分のエネルギー和を求め、騒音予測点での直接伝搬モデルに対する騒音伝搬モデルの挿入損失ΔLP(dB)を求める第1ステップ工程と、距離減衰のみを考慮し前記道路騒音源から前記騒音予測点に直接伝搬される直接伝搬騒音レベルLF(dB)を求めるとともに、この直接伝搬騒音レベルLF(dB)と、前記挿入損失ΔLP(dB)とに基づいて反射音を考慮した全騒音レベルLRを求める第2ステップ工程とからなる。
請求項(抜粋):
道路面周りに音響反射面となる構造体を有する場合における道路騒音の予測方法であって、前記音響反射面となる構造体を考慮した騒音伝搬モデルと、音響反射面となる構造体を省略した直接伝搬モデルとのそれぞれにおいて、騒音発生位置に所定の基準音源を設定するとともに、各境界要素毎に境界条件として複素音響インピーダンスを設定し、対象とする周波数帯の間を所定の周波数刻み幅Δf毎に分け、この周波数刻み幅Δf毎に、音源に対する騒音予測点での音圧レベルを境界要素法により求めるとともに、周波数刻み幅Δf毎の音圧レベルを統合して全周波数成分のエネルギー和を求め、次いで、前記騒音伝搬モデルにおける全周波数成分のエネルギー和と、前記直接伝搬モデルにおける全周波数成分のエネルギー和とに基づいて、騒音予測点での直接伝搬モデルに対する騒音伝搬モデルの挿入損失ΔLP(dB)を求める第1ステップ工程と、距離減衰のみを考慮し前記道路騒音源から前記騒音予測点に直接伝搬される直接伝搬騒音レベルLF(dB)を求めるとともに、この直接伝搬騒音レベルLF(dB)と、前記騒音予測点での直接伝搬モデルに対する騒音伝搬モデルの挿入損失ΔLP(dB)とに基づいて前記騒音予測点における反射音を考慮した全騒音レベルLRを求める第2ステップ工程と、からなることを特徴とする反射音を考慮した道路騒音の予測方法。
Fターム (3件):
2G064AB15 ,  2G064CC29 ,  2G064CC41
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-261926   出願人:日本ビクター株式会社

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