特許
J-GLOBAL ID:200903034830486264

封止破壊検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅野 彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095672
公開番号(公開出願番号):特開平11-295165
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 封止シールの異常を確実に検知出来る封止破壊検知装置の提供。【解決手段】 感応部10は、電極11とその終端を連結するダイオード16とを有し、検出部2は、ダイオード16のカソード側の第一の電圧発生手段21と、ダイオード16のアノード側の第二の電圧発生手段23と、第一電圧発生手段21の出力端子に接続するコンデンサ24と、コンデンサ24の端子電圧に応動する中継素子25と、指令部26とを有しており、第一電圧発生手段21に高電圧H1を発生させ第二電圧発生手段23に低電圧L2を発生させる短絡検知モードと、第一電圧発生手段21に低電圧L1を発生させ第二電圧発生手段23に高電圧H2を発生させる断路検知モードとを指令し、感応部回路の短絡と断路を検知する。
請求項(抜粋):
装置を封緘する封止シールに異常な外力が印加されたことを検知する封止破壊検知装置であって、上記封止シールに延設され異常な外力に応動して回路を変化させる感応部と、所定のシーケンスに従って動作し上記感応部の回路の変化を検知する検出部と、上記検出部に対して検出動作の起動を指令すると共に検出結果を受信し記録する制御部と、各部に電力を供給する電源部とを有しており、上記感応部は、各封止シールに狭小な間隙を介して配置され且つ電気的に並列に形成された一対の電極と、上記各封止シールの電極の間を順次直列に接続する接続手段と、電気的な接続の末端に位置する封止シールの電極の終端間を一方向にのみ導通可能な素子を介して連結する終端部材とを有しており、上記検出部は、上記電気的な直列接続の始端部に位置する封止シールに配置された第1、第2電極の端部に接続されており、前記終端部材の導通方向下流側に位置する第1電極に接続され、制御指令に基づいて基準電位に対し高低の二値の電圧H1,L1を発生させる第一の電圧発生手段と、前記終端部材の導通方向の上流側に位置する第2電極に接続され、制御指令に基づいて上記L1よりも高い高電圧H2と上記H1よりも低い低電圧L2の高低二値の電圧H2,L2を発生させる第二の電圧発生手段と、一端を基準電位に接続し、他端を上記第一電圧発生手段の出力端子に接続すると共に上記第二電圧発生手段の出力端子に上記第一電極、終端部材及び第二電極の経路を経て接続する容量素子と、上記容量素子の端子電圧に応動し二値信号Sn,Saを制御部に送信する中継素子と、上記第一、第二電圧発生手段に制御指令を発する指令部とを有しており、更に、上記検出部は、前記制御部より起動指令を受信した場合には、上記指令部は、第一電圧発生手段に高電圧H1を発生させ第二電圧発生手段に低電圧L2を発生させる短絡検知モードと、第一電圧発生手段に低電圧L1を発生させ第二電圧発生手段に高電圧H2を発生させる断路検知モードの2つの制御モードとを指令し、上記短絡検知モードの状態において前記終端部材の一方向導通素子を短絡して感応部の回路を変化させた場合に上記容量素子に発生する電圧M1は、上記断路検知モードにおいて通常上記容量素子の他端に発生する電圧M2よりも小であり、且つ、上記容量素子の端子電圧が上記電圧L1及びM1である場合に前記中継素子が発する信号Saと上記容量素子の端子電圧が上記電圧H1及びM2である場合に前記中継素子が発する信号Snとが異なった二値信号となるように回路を構成していることを特徴とする封止破壊検知装置。
IPC (2件):
G01L 5/00 ,  A63F 7/02 334
FI (2件):
G01L 5/00 F ,  A63F 7/02 334
引用特許:
出願人引用 (2件)

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