特許
J-GLOBAL ID:200903034886828907

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150111
公開番号(公開出願番号):特開平10-325448
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 チェックボールとボールシートとの吸着現象を低減して、異音の発生が無い静かな油圧式オートテンショナを提供する。【解決手段】 油圧式オートテンショナの逆止弁25は、シリンダ17の底壁17aに開けられた弁孔26と、弁孔26の上縁が丸取りされてなるボールシート31と、ボールシート31に受けられたチェックボール27と、リテーナ28と、バネ29とからなる。ボールシート31のシート面は、弁孔26と滑らかに連続するR面形状でもよいし、弁孔26と角部を介して連続するR面形状でもよい。長期の使用でボールシート31が摩耗しても、シート面がR面形状であるからチェックボール27との当接幅Wは小さく、チェックボール27がボールシート31に吸着する現象が低減され、圧力変動による異音の発生を防止できる。
請求項(抜粋):
有底筒状のケーシングの内部に筒状のシリンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧室及び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設け、前記ケーシングの開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記逆止弁のチェックボールを受けるボールシートのシート面をR面形状とすることにより、前記チェックボールとボールシートとの吸着現象を低減したことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F16K 15/04
FI (2件):
F16H 7/12 A ,  F16K 15/04 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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