特許

J-GLOBAL ID：200903034889671480

光蓄電電極、その製造方法及び光蓄電池

発明者： 野見山 輝明 ,  堀江 雄二
出願人/特許権者： 国立大学法人 鹿児島大学
代理人 (1件)： 國分 孝悦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-082111
公開番号（公開出願番号）：特開2008-243573
出願日： 2007年03月27日
公開日（公表日）： 2008年10月09日
要約：

【課題】蓄電性能を向上させ、また、容易に製造することができる光蓄電電極、その製造方法及び光蓄電池を提供する。【解決手段】光蓄電電極1では、基板1c上に導電性高分子膜1aが形成され、導電性高分子膜1a中に光触媒粒子1bが分散している。光蓄電電極1に光が照射されると、光触媒粒子1bにおいて電子及び正孔が励起され、これらが電解液と導電性高分子膜1aとの間に酸化還元反応を誘発する。この結果、導電性高分子膜1aを構成するポリアニリン等の高分子の主鎖に、電解液中の水素イオン(プロトン)が取り込まれる。また、重合時に高分子の主鎖中に取り込まれた硫酸イオン等のアニオンが脱離することもある。このようにして、蓄電が行われる。【選択図】図1A

請求項（抜粋）：

導電性高分子膜と、 前記導電性高分子膜内に分散し、光が照射されると電解質と前記導電性高分子膜との間に酸化還元反応を誘発する複数の光触媒粒子と、 を有することを特徴とする光蓄電電極。

IPC (3件)：

H01M 14/00 ,  H01L 31/04 ,  B01J 35/02

FI (3件)：

H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z ,  B01J35/02 J

Fターム (29件)：

4G169AA02 ,  4G169BA04B ,  4G169BA22A ,  4G169BA22B ,  4G169BA48A ,  4G169BB04B ,  4G169BB09B ,  4G169BC35B ,  4G169BC36B ,  4G169BC60B ,  4G169BD09B ,  4G169CC40 ,  4G169HA01 ,  4G169HB01 ,  4G169HB06 ,  4G169HB10 ,  4G169HE20 ,  5F051AA14 ,  5F051JA17 ,  5H032AA06 ,  5H032AA07 ,  5H032AS16 ,  5H032AS17 ,  5H032BB07 ,  5H032BB10 ,  5H032CC14 ,  5H032CC28 ,  5H032EE03 ,  5H032EE04

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 水の光分解により充電可能な光蓄電池、その電極及びその電極の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-312059   出願人：学校法人福田学園
• 光蓄電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-015169   出願人：三洋電機株式会社
• 光により充電可能な光蓄電池及びその作製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-215779   出願人：九州大学長

審査官引用 (1件)

• 導電性被覆形成用組成物、それを用いた電極及びその電極を用いた光電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-013711   出願人：学校法人桐蔭学園