特許
J-GLOBAL ID:200903034902822833

塗装タブ用アルミニウム合金板およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-351012
公開番号(公開出願番号):特開2004-183045
出願日: 2002年12月03日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】塗装タブ用のAl合金板として、曲げ加工性が良好で、開缶時にタブの折れ曲がりが生じないもの、特にその製造過程における熱延後冷延終了までの間に焼鈍を行なわずにタブ性能の良好なものを得る。【解決手段】Mg3.5〜5.5%、Mn0.01〜0.55%、Si0.02〜0.40%、Cr0.01〜0.20%、Fe0.40%以下、Cu0.30%以下、Ti0.30%以下、残部が実質的にAlよりなり、製品板固溶Mn量が0.005〜0.25%、最大径5μm以上の金属間化合物が50〜600個/mm2の範囲内の塗装タブ用Al合金板。製造方法として、鋳塊を470〜530°Cで15時間以下加熱した後、熱延を行なうにあたって、粗圧延終了温度を370〜485°C、仕上げ圧延終了温度を280〜350°Cとして、熱間圧延上りの再結晶率が85%以上とし、その後80〜92%の冷間圧延を行なう。あるいはさらに100〜240°Cの温度で1〜10時間保持の調質焼鈍を行なう。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mg3.5〜5.5%(mass%、以下同じ)、Mn0.01〜0.55%、Si0.02〜0.40%、Cr0.01〜0.20%を含有し、かつFe量が0.40%以下、Cu量が0.30%以下、Ti量が0.30%以下に規制され、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも固溶Mn量が0.005〜0.25%の範囲内にあり、かつ最大径5μm以上の金属間化合物の数が1mm2当り50〜600個の範囲内であることを特徴とする、塗装タブ用アルミニウム合金板。
IPC (2件):
C22C21/06 ,  C22F1/047
FI (2件):
C22C21/06 ,  C22F1/047
引用特許:
審査官引用 (6件)
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