特許
J-GLOBAL ID:200903034903237136

炭素同位体分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110993
公開番号(公開出願番号):特開平9-297061
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】12CO2 13CO2 の光吸収スペクトルを高精度かつ短時間に測定することを可能とし、しかも炭素の安定同位体の精度信頼性の高い存在比(同位体比)を求めることを可能とする。【解決手段】周波数fで僅かに変調されかつ波長掃引された2μm帯の半導体レーザ(LD)13から出射されるレーザ光を、呼気試料セル2内を通過させ、光検出器14により光電変換信号を得る。光電変換信号中の光吸収成分の2f成分をロックイン増幅器15により検出し、一方、光吸収スペクトルの3f成分をロックイン増幅器16により検出する。3f成分のゼロクロス点に対応する12CO2 13CO2 の2fスペクトル信号強度を上下3点のピーク値より求め、求めた両スペクトルの強度比より炭素の同位体比を算出する。
請求項(抜粋):
光吸収スペクトルより炭素の同位体比を分析する装置において、2μm帯の半導体レーザと、前記半導体レーザの発振波長を掃引する手段と、前記半導体レーザに周波数fの変調をかける発振器と、CO2 の試料セルを通過したレーザ光から光吸収スペクトルを検出する光検出器と、前記光吸収スペクトルの2f成分を検出するロックイン増幅器と、前記光吸収スペクトルの3f成分を検出するロックイン増幅器と、前記ロックイン増幅器で検出した3f成分のゼロクロス点に前記半導体レーザの発振波長をロックする手段とを有し、12CO2 13CO2 のスペクトル強度を、各々の前記2fスペクトルの上下3点のピーク値より求め、求めた両スペクトルの強度比より炭素の同位体比を検出することを特徴とする炭素同位体分析装置。
IPC (2件):
G01J 3/42 ,  G01N 21/39
FI (2件):
G01J 3/42 U ,  G01N 21/39
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 炭素同位体分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-173052   出願人:日本無線株式会社
  • 特開昭60-253952
  • 特許第5173749号
審査官引用 (2件)
  • 炭素同位体分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-173052   出願人:日本無線株式会社
  • 特開昭60-253952

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