特許
J-GLOBAL ID:200903034939794899

円-直線偏波変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060924
公開番号(公開出願番号):特開平10-256804
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 導波管の薄型化,小型化を図ることができるだけでなく、円-直線偏波変換をより効率よく行うことができる円-直線偏波変換器を提供する。【解決手段】 励振素子10及び導波素子30を基板に形成して導波管2内に配置することにより、導波管を薄型化,小型化した円-直線偏波変換器において、導波管2内に露出する導波素子30の電気長を、信号波長の略8分の1にして、導波素子30において生じる不要な励振を抑制し、しかも、導波素子30に直接励振素子10を接続して、励振素子10を略コの字状に形成することにより、励振素子10により得られる高周波を効率よく取り出すことができる。この結果、損失が少なく、良好な軸比が得られる円-直線偏波変換器を実現できる。
請求項(抜粋):
高周波を励振するための励振素子を導波管内の管軸に直交する平面上に配置し、該励振素子で励振された高周波を導波素子により導波管外へ取り出すようにした円-直線偏波変換器において、前記導波素子は、前記導波管内に露出する部分が、変換すべき信号の波長の略8分の1の長さとなるように形成され、前記励振素子は、線状に形成された複数の励振要素の端部同士を順に接続することにより形成されると共に、その一端が前記導波素子の先端部に直接接続され、しかも、前記複数の励振要素は、夫々、直交する2方向の直線偏波成分が、励振素子全体で、振幅が均等且つ位相差が90度で励振するように、導波管内での配置方向と電気長が定められると共に、該複数の励振要素の内、前記導波素子に直接接続される励振要素は前記導波管の内壁に沿って配置され、他の励振要素は、前記導波素子から離れる位置にある励振要素ほど前記導波管の内壁から遠ざかるように配置されていることを特徴とする円-直線偏波変換器。
IPC (2件):
H01P 1/17 ,  H01Q 13/02
FI (2件):
H01P 1/17 ,  H01Q 13/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 円-直線偏波変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-314579   出願人:デイエツクスアンテナ株式会社

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