特許
J-GLOBAL ID:200903034944413461
光ファイバーケーブル用スペーサ用ポリエチレンおよびそのポリエチレンからなる光ファイバーケーブル用スペーサ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167572
公開番号(公開出願番号):特開平10-010385
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の光ファイバーケーブル用スペーサ用ポリエチレンは、エチレン単独重合体、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィン共重合体、またはこれらの混合物からなるポリエチレンであり、該ポリエチレンは、メルトフローレート(MFR)、流動インデックス(FI)、重量平均分子量と数平均分子量との比(Mw/Mn)、溶融張力(MT)、密度(D)が特定の範囲にあることを特徴としている。本発明の光ファイバーケーブル用スペーサは、上記ポリエチレンからなる。【効果】上記ポリエチレンは、スペーサの異形押出被覆成形時の成形性、形状保持性に優れ、表面平滑性、剛性に優れた光ファイバーケーブル用スペーサを提供することができる。また、上記スペーサは、平均表面粗さが1.0μm以下で表面平滑性に優れ、しかも、形状保持性、剛性に優れている。
請求項(抜粋):
エチレン単独重合体、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなるエチレン・α- オレフィン共重合体、またはこれらの混合物からなるポリエチレンであり、該ポリエチレンは、(i)メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190°C、2.16kg荷重)が、0.04〜0.15g/10分の範囲にあり、(ii)190°Cにおいてずり速度を変えながら樹脂をキャピラリーから押出し、応力が2.4×106dyne/cm2に到達する時のずり速度により定義される流動インデックス(FI;単位 sec-1)が、150 ≦ FI ≦ 300 であり、(iii) 重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比が、5.0 ≦ Mw/Mn ≦ 20.0 であり、(iv)190°Cにおける溶融張力(MT;単位g)が、10 ≦ MT ≦ 50 であり、(v) 密度(D;単位 g/cm3)が、0.948 ≦ D ≦ 0.975 であることを特徴とする光ファイバーケーブル用スペーサ用ポリエチレン。
引用特許:
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