特許
J-GLOBAL ID:200903034944605689
アンチロックブレーキ装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053980
公開番号(公開出願番号):特開平6-298063
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 特にカーブ走行時の車両走行特性を自動制動によって改善するための手段が設けられており、自動制動時に、補助圧力源によって圧力媒体がアンチロックブレーキ装置に供給され、ひいては車輪ブレーキに供給されるようになっており、このために、補助圧力源とアンチロックブレーキとの間で各ブレーキ回路毎に1つの仕切りピストンが設けられている形式の、2つのブレーキ回路及びアンチロックブレーキ装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置を改良して、2つの仕切り弁のために共通の1つの、蓋を備えたシリンダしか必要としないようにする。【構成】 2つの仕切りピストン314,315が、袋孔302を備えた1つの組み込みシリンダ301内に取り付けられていて、これによってコストが安価になっている。
請求項(抜粋):
2回路式のマスタブレーキシリンダを備えた液圧式の車両ブレーキ装置であって、マスタブレーキシリンダ用のリザーバと、自動車の車輪ブレーキ用の2つのブレーキ回路と、車輪ブレーキに配属されたアンチロックブレーキ装置と、該アンチロックブレーキ装置と協働して自動的に制動するための付加的な装置とを備えており、前記アンチロックブレーキ装置が、ブレーキ圧調整弁装置と、各ブレーキ回路にそれぞれ1つの戻し案内ポンプとを有しており、前記付加的な装置が、マスタブレーキシリンダとリザーバとから成る組み合わせとアンチロックブレーキ装置との間で、各ブレーキ回路毎に、前記組み合わせに向かって延びる少なくとも1つの2/2行程弁と、アンチロックブレーキ装置に接続された、各ブレーキ回路毎にそれぞれ1つのシリンダ孔とを有しており、該シリンダ孔内で摺動可能な仕切りピストンが設けられていて、この仕切りピストンが、一次室と二次室とを仕切っており、前記付加的な装置がさらに、仕切りピストン戻しばねと、2つのブレーキ回路のための、弁部材を備えた共通の補助ポンプとを有しており、該補助ポンプが、自動的な制動運転中に、仕切りピストンを摺動させるために及び前記2/2行程弁を閉鎖するために圧力を供給するようになっており、車輪ロックの危険性を避けるためにアンチロックブレーキ装置を制御し、かつ、自動的な制動を行なうために付加的な装置を制御するための制御装置が設けられている形式のものにおいて、2つの仕切りピストン(314,315;345,346)のシリンダ孔が同軸的に整列されていて、共通の組み込みシリンダ(301;341)内で袋孔(302;342)として構成され、かつ、組み込まれており、袋孔(302;342)の始端部(304;344)が蓋(305)によって閉鎖されており、2つの仕切りピストン(314,315;345,346)が一次側の端部(316;349,350)で互いに向き合っていて、仕切りピストン戻しばね(317,318)の間に配置されており、組み込みシリンダ(301;341)内に、仕切りピストンの間に開口する補助圧接続部(313)が配置され、該補助圧接続部(313)に補助圧力源(57)から圧力が供給されるようになっていることを特徴とする、アンチロックブレーキ装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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アンチスキッド装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-073373
出願人:トヨタ自動車株式会社
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特開平3-276856
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特開昭63-270270
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