特許
J-GLOBAL ID:200903035033660140

上下免震機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-188097
公開番号(公開出願番号):特開2009-024766
出願日: 2007年07月19日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】上部構造の鉛直荷重に対応できて充分な支持力を有し、適度に低下した鉛直剛性を持ち、微小振幅から有効な減衰性能を持つ、有効適切な上下免震装置を提供する。【解決手段】上部および下部がそれぞれ水平に対して逆方向に同角度ずつ傾斜して略楔状に形成された可動部材3を少なくとも1対用いて、それらの一端どうしを対向させて対称配置し、それら可動部材の上部および下部を少なくとも2組4台の直動機構4を介して上部構造体1および下部構造体2に対してそれぞれ水平方向に変位自在に支持する。双方の可動部材の間に、それらが離接するように互いに逆方向に水平変位した際に作動するバネ要素5と減衰要素6とを並列に設置する。可動部材の間に慣性質量ダンパー6bを設置する。この上下免震機構全体を滑り支承や水平免震機構により水平方向に変位可能に設置する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上部構造体と下部構造体との間に設置されてそれらの間の上下方向の相対振動に対する免震効果を得る上下免震機構であって、 上部および下部がそれぞれ水平に対して逆方向に同角度ずつ傾斜して略楔状に形成された可動部材を少なくとも1対用いて、双方の可動部材の一端どうしを対向させた状態で対称配置し、 それら可動部材の上部および下部を、直線状のレールに沿って可動体を直線的に往復移動させる構成の少なくとも2組4台の直動機構を介して上部構造体および下部構造体に対してそれぞれ水平方向に変位自在に支持することにより、上部構造体と下部構造体との間に上下方向の相対変位が生じた際に双方の可動部材を直動機構により案内して互いに離接するように逆向きの水平方向に変位可能とし、 双方の可動部材の間にそれらが離接するように水平変位した際に作動するバネ要素と減衰要素とを並列に設置してなることを特徴とする上下免震機構。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02
FI (3件):
F16F15/02 L ,  E04H9/02 331Z ,  F16F15/02 C
Fターム (24件):
2E139AA01 ,  2E139AB01 ,  2E139BA12 ,  2E139BB02 ,  2E139BB20 ,  2E139BD35 ,  2E139CA23 ,  2E139CB01 ,  2E139CB05 ,  2E139CB20 ,  2E139CC02 ,  2E139CC11 ,  3J048AA05 ,  3J048AC01 ,  3J048AC04 ,  3J048AC05 ,  3J048AD06 ,  3J048AD07 ,  3J048BD08 ,  3J048BE03 ,  3J048BE12 ,  3J048BG04 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 三次元免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-263728   出願人:株式会社大林組
  • 特開昭57-090443
  • 上下免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-290743   出願人:鹿島建設株式会社

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