特許
J-GLOBAL ID:200903035061182504

層状コバルト酸化物を用いた酸素イオン伝導体およびこれを用いた燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-402772
公開番号(公開出願番号):特開2005-166397
出願日: 2003年12月02日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】 毒性が少なく安定な材料で尚且つ500°C程度の温度でも充分な酸素イオン伝導性と電子伝導性を併せ持つ混合伝導体を得る。【解決手段】 酸素イオン伝導体に用いるコバルト酸化物は、化学式R AE M2 O5+xの組成で表されると共に層状ペロブスカイト型結晶構造を備えている。xは0≦x≦1であり、RはLa、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Yのうちのいずれか一つの元素又はこれらの任意の組み合わせからなる元素群であり、AEはBa元素又はBa元素の一部がSr元素とCa元素の一方または双方の元素で置換されたものであり、MはCo元素又はCo元素の一部がTi、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cuのいずれか一つの元素又はこれらの任意の組み合わせからなる元素群で置換されたものである。このコバルト酸化物中における酸素イオンの化学拡散係数Dcは300°C程度の温度で約10-7cm2/sという比較的大きな値を持つ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コバルト酸化物を用いた酸素イオン伝導体であり、前記コバルト酸化物は、希土類元素サイトRとアルカリ土類元素サイトAEと遷移金属元素Mと酸素Oの比が1:1:2:5+xとなるR AE M2 O5+xの組成で表されると共に層状ペロブスカイト型結晶構造を備え、前記xは0≦x≦1であり、前記RはLa、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Yのうちのいずれか一つの元素又はこれらの任意の組み合わせからなる元素群であり、前記AEはBa元素又はBa元素の一部がSr元素とCa元素の一方または双方の元素で置換されたものであり、前記MはCo元素又はCo元素の一部がTi、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cuのいずれか一つの元素又はこれらの任意の組み合わせからなる元素群で置換されたものであることを特徴とする酸素イオン伝導体。
IPC (6件):
H01B1/08 ,  C01B13/02 ,  C01F17/00 ,  C04B35/50 ,  H01M4/86 ,  H01M8/02
FI (6件):
H01B1/08 ,  C01B13/02 Z ,  C01F17/00 B ,  C04B35/50 ,  H01M4/86 T ,  H01M8/02 K
Fターム (23件):
4G042DA02 ,  4G042DB07 ,  4G042DB31 ,  4G042DC03 ,  4G042DD10 ,  4G042DE03 ,  4G076AA02 ,  4G076AA18 ,  4G076BA38 ,  4G076DA30 ,  5G301CA02 ,  5G301CA14 ,  5G301CA25 ,  5G301CA30 ,  5G301CD10 ,  5H018AA06 ,  5H018AS03 ,  5H018EE12 ,  5H018EE13 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026EE13 ,  5H026HH05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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