特許
J-GLOBAL ID:200903035100320863

ベルト蛇行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小泉 雅裕 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284675
公開番号(公開出願番号):特開平10-109776
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 ベルト搬送装置の異常を早急に診断でき、また、多色画像品質を常時良好に保つことができ、更に、ベルト搬送装置の経時変化をも考慮した高精度の蛇行制御を実現する。【解決手段】 ステアリングロール1bの二つのアライメント位置A,Bに対する往復切り替えに伴う規定時間をベルト2上の多重画像の担持位置が略合致するように設定し、検出モード実行手段5にて得られた蛇行に関する移動情報に基づいて実質的にベルトの蛇行移動速度が略ゼロになる仮想デューティー比率を演算し、移動情報検出手段3からの移動情報に基づいて仮想デューティー比率を修正し、アライメント調整手段4によるステアリングロール1bの二つのアライメントA,B位置に対する往復切り替え動作を前記規定時間及び修正可能な仮想デューティー比率に応じて実行させる。必要に応じて異常処理手段15を設ける。
請求項(抜粋):
画像形成装置内に組込まれ、少なくとも駆動ロール(1a)及びアライメント調整用のステアリングロール(1b)が含まれる複数のロール群(1)を平行配置すると共に、これらのロール群(1)に無端状のベルト(2)を掛け渡し、駆動ロール(1a)を回転駆動することにより多重画像が直接若しくは間接的に担持されるベルト(2)を搬送するベルト搬送装置において、ベルト(2)の回転方向と直交する方向のベルト(2)の蛇行に関する移動情報を検出する移動情報検出手段(3)と、基準平面に対し正方向若しくは負方向に傾斜した二つのアライメント位置(A,B)にステアリングロール(1b)を所定のデューティー比率で切り替え調整するアライメント調整手段(4)と、このアライメント調整手段(4)にてステアリングロール(1b)を一方のアライメント位置(A)に偏寄させた時に少なくともベルト(2)の蛇行状態が略安定する所定時間経過後のベルト(2)の蛇行に関する移動情報を検出し、次に、アライメント調整手段(4)にてステアリングロール(1b)を他方のアライメント位置(B)に偏寄させた時に少なくともベルト(2)の蛇行状態が略安定する所定時間経過後のベルト(2)の蛇行に関する移動情報を検出する検出モード実行手段(5)と、この検出モード実行手段(5)にて得られる検出結果に応じてベルト搬送装置に異常が発生したことを判別し、異常処理を実行する異常処理手段(6)とを備えたことを特徴とするベルト蛇行制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-187445   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-149352   出願人:オリンパス光学工業株式会社

前のページに戻る