特許
J-GLOBAL ID:200903035112698322

トルク・リミッタを備えた動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹花 喜久男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-053701
公開番号(公開出願番号):特開2008-170010
出願日: 2008年03月04日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】歯車の輪列を有しトルク・リミッタを備える動力伝達装置の設計自由度を増大させ、トルク・リミッタを備える動力伝達装置の低コスト化を図る。【解決手段】中空部を有する第1の回転軸21に、軸方向に一部を切断して外方に付勢した環状のバネ41を圧入した第2の回転軸31のすり割り加工がされた円筒体部を挿入・嵌合することによりトルク・リミッタを構成し、このトルク・リミッタを歯車の輪列を有する動力伝達装置の動力伝達の端部に位置する歯車に固着する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
同芯状の中空部が設けられた第1の回転軸と、 この第1の回転軸の前記中空部の内径とほぼ同一の外径を有し、端部からすり割り加工が施された円筒体部分を有する第2の回転軸と、 この第2の回転軸の前記円筒体部分内に収納され、前記円筒体部分の内径を拡大するように付勢する弾性部材とを有し、 この弾性部材が収納された前記第2の回転軸の円筒体部分を前記第1の回転軸の中空部に圧入した構造を有するトルク・リミッタと、 入力回転軸および出力回転軸を備え、前記入力回転軸に付与された回転力を前記出力回転軸に歯車を介して伝達する複数段の回転軸からなる歯車機構と、 これらの歯車機構の少なくも1段を構成する前記回転軸として前記トルク・リミッタが装着された動力伝達装置であって、 前記第2の回転軸の前記円筒体部分の前記すり割り加工が施された端部には、この回転軸の外径よりも大きな外形を有する径大部が設けられ、前記第2の回転軸の円筒体部分を前記第1の回転軸の中空部に圧入したとき、前記円筒体部端部の径大部が前記第1の回転軸の端部から突出して繋止されるように構成されていることを特徴とする動力伝達装置。
IPC (3件):
F16H 35/10 ,  F16D 7/02 ,  F16D 43/21
FI (4件):
F16H35/10 H ,  F16H35/10 A ,  F16D7/02 F ,  F16D43/21
Fターム (11件):
3J062AA60 ,  3J062AB01 ,  3J062AC01 ,  3J062BA11 ,  3J062CF03 ,  3J062CF32 ,  3J062CG83 ,  3J068AA03 ,  3J068BA03 ,  3J068EE16 ,  3J068GA08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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