特許
J-GLOBAL ID:200903035137890830

体温計、体温計を有する電子機器および体温測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-181232
公開番号(公開出願番号):特開2006-308538
出願日: 2005年06月21日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 被測定体の体型の違いや衣服や寝具などの接触による伝熱特性の変動に関わらず、高精度に温度を測定できる体温計、体温計を有する電子機器および体温測定方法を提供すること。【解決手段】 深部温度演算手段441は、体表面センサ31A,31Bからの第1の体表面温度(第1の基準温度)および第2の体表面温度(第2の基準温度)、中間センサ32A,32Bからの第1の中間温度(第1の参照温度)および第2の中間温度(第2の参照温度)に基づいて、深部の温度Tcoreを演算する。2箇所の体表面温度および中間温度から深部の温度Tcoreを求めるので、人体の深部から体表面までの熱抵抗値を仮定することなく、体温計の熱抵抗値にもよらず深部の温度Tcoreを演算できる。これにより、生体の体型の違いや衣服や寝具などの接触にかかわらず、深部の温度Tcoreを演算でき、高精度に体温を測定できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
生体の第1の体表面に接触可能に構成され、前記第1の体表面から第1の熱抵抗値を有する第1基準温度測定位置で第1の基準温度を測定する第1基準温度測定部と、前記第1基準温度測定位置での第1の熱流束値を測定する第1熱流束測定部とを備えた第1温度測定手段と、 前記第1の体表面とは異なる位置の第2の体表面に接触可能に構成され、前記第2の体表面から前記第1の熱抵抗値との比率が既知の第2の熱抵抗値を有する第2基準温度測定位置で第2の基準温度を測定する第2基準温度測定部と、前記第2基準温度測定位置での第2の熱流束値を測定する第2熱流束測定部を備えた第2温度測定手段と、 前記第1の熱流束値と前記第2の熱流束値とを異なる値にする熱流束調整手段と、 前記第1および第2の基準温度、前記第1および第2の熱流束値、前記第1および第2の熱抵抗値の比率を用いて前記生体の深部の温度を演算するように構成された深部温度演算手段とを備えた ことを特徴とする体温計。
IPC (4件):
G01K 7/00 ,  A61B 5/01 ,  G08C 19/00 ,  G08C 17/00
FI (4件):
G01K7/00 361C ,  A61B5/00 101F ,  G08C19/00 V ,  G08C17/00 Z
Fターム (22件):
2F073AA02 ,  2F073AB04 ,  2F073AB11 ,  2F073AB12 ,  2F073BB02 ,  2F073BC02 ,  2F073CC03 ,  2F073CC15 ,  2F073DD01 ,  2F073DE02 ,  2F073EE12 ,  2F073FF02 ,  2F073FG04 ,  2F073GG01 ,  2F073GG04 ,  2F073GG08 ,  2F073GG09 ,  4C117XB01 ,  4C117XC19 ,  4C117XE23 ,  4C117XH02 ,  4C117XJ05
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭61-120026号公報(第3頁)
  • 特開昭63-058223
  • 鋼材の内部温度の測定方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-289809   出願人:日本鋼管株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-058223
  • 特開昭63-058223
  • 鋼材の内部温度の測定方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-289809   出願人:日本鋼管株式会社
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