特許
J-GLOBAL ID:200903035188059558

質量分析方法および質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-325557
公開番号(公開出願番号):特開2006-184275
出願日: 2005年11月10日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】蛋白質の酵素による消化分解物など、複雑で分離の難しい混合物に対しても、含まれている成分毎にマススペクトルを分離して得る。【解決手段】質量分析計により取得されたトータル・イオン・クロマトグラムの中から、所望のピークトップ近傍の積算マススペクトルを表示させ、表示された積算マススペクトルの中から所望のマスピークを選択し、選択されたマスピークのマスクロマトグラムと溶出開始時間、最大溶出時間、溶出終了時間が一致する他のマスクロマトグラムを抽出し、マスピークとして選び出すことにより、単一成分のマススペクトルを再構成するものであって、クロマトグラフ装置からの溶出開始時間、最大溶出時間、溶出終了時間の決定は、マスクロマトグラムの時間的変化に高次関数曲線またはガウス関数曲線をフィットさせることによって行なう。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
クロマトグラフ装置により混合物を分離し、イオン化して質量分析計の測定データを取得し、取得された所定期間の測定データのマスクロマトグラムに基づいてスペクトルを抽出し、既知の化合物の分子構造情報を格納したライブラリを検索して、化合物の定性分析または定量分析を行なう質量分析方法において、 質量分析計により取得されたトータル・イオン・クロマトグラムの中から、所望のピークトップ近傍の積算マススペクトルを表示させ、表示された積算マススペクトルの中から所望のマスピークを選択し、選択されたマスピークのマスクロマトグラムと溶出開始時間、最大溶出時間、溶出終了時間が一致する他のマスクロマトグラムを抽出し、マスピークとして選び出すことにより、単一成分のマススペクトルを再構成するようにしたことを特徴とする質量分析方法。
IPC (1件):
G01N 27/62
FI (4件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 X ,  G01N27/62 D ,  G01N27/62 Y
Fターム (9件):
2G041CA01 ,  2G041EA04 ,  2G041FA12 ,  2G041HA01 ,  2G041JA02 ,  2G041LA07 ,  2G041LA12 ,  2G041MA05 ,  2G041MA10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 質量分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-229531   出願人:日本電子株式会社
  • 特開平1-118763号公報

前のページに戻る