特許
J-GLOBAL ID:200903035228381350

路線データ管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-171539
公開番号(公開出願番号):特開平9-002272
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 車上に保持している車両運転制御用の路線データの変更を、書き換えたROMの交換によるのではなく、メモリーに対する迅速確実な更新により行う。【構成】 入力操作部1から、定められた路線区間についての路線設備変更完了日時情報を伴った変更路線データを含む路線データを入力し、路線データファイル2にファイルし、有効路線データ抽出手段3にて路線データ中の変更路線データから予め定めた基準時点までに変更工事が完了している路線設備変更に対応する路線データのみを抽出して出力するとともに変更のない路線データはそのまま出力することにより定められた路線区間の有効路線データとして媒体書込み手段4へ送り携行可能のデータ媒体に書き込み、このデータ媒体を車上の路線データの更新に用いる。
請求項(抜粋):
地上装置として(イ)路線設備変更完了日時情報を伴った変更路線データを含む路線データを入力する入力操作部と(ロ)入力された路線データをファイルする路線データファイルと(ハ)路線データファイルからの路線データ中の変更路線データから予め定めた基準時点までに変更工事が完了している路線設備変更に対応する変更路線データのみを抽出し、その抽出データと変更のない路線データとを有効路線データとして出力する有効路線データ抽出手段と(ニ)有効路線データ抽出手段からの有効路線データを、携行可能のデータ媒体へ書き込む媒体書込み手段とを具備し、車上装置として(ホ)前記有効路線データを書き込まれた携行可能のデータ媒体から有効路線データを読み取る読取り手段と(ヘ)有効路線データを記憶させる不揮発性メモリーと(ト)不揮発性メモリーの記憶データを前記読取り手段が読み取ったデータで更新する更新手段と(チ)路線に沿って配置された地上子からの信号を受けて現時の走行位置を検知する走行位置検知手段と(リ)走行位置検知手段から走行位置情報を受けて、前記不揮発性メモリーから、該走行位置に対応する路線データを車両運転制御手段へ出力させる路線データ出力手段とを具備し、前記地上装置と車上装置との間のデータの受け渡し手段として、携行可能のデータ媒体を用いることを特徴とする路線データ管理装置。

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