特許
J-GLOBAL ID:200903035275713639
高圧流体用部材における分岐孔部での繰返し圧力による疲労強度を向上させる方法および該方法により得られた高圧流体用部材の分岐孔部
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066246
公開番号(公開出願番号):特開平10-309641
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 分岐孔の下端内周縁部における引張応力の発生を圧縮残留応力により相殺して効果的に抑制することができ、分岐孔部における内圧疲労強度を向上できるので、耐久性に優れ、亀裂の発生による流体洩れをなくして確実にして安定した機能を発揮でき、また通常の製造工程に押圧力付与工程を付加するだけで済み、かつ複雑な設備を必要とするものではないから、工程増による設備コストのアップや生産性の低下等の問題はほとんどなく、高品質の高圧流体用部材を安価に提供できる。【解決手段】 中空部を有する高圧流体用部材に、該中空部に連通する分岐孔を形成するに際し、前記高圧流体用部材を外部より内方に押圧して前記中空部側内周面を変形せしめて圧縮応力が残留した変形部を形成する工程の前後、もしくは同時に、該変形部に前記中空部に開口する分岐孔を穿設する工程を実施し、少なくとも該分岐孔周縁に前記圧縮残留応力を存在せしめてなることを特徴とし、また前記した方法により得られた高圧流体用部材の分岐孔部を特徴とする。
請求項(抜粋):
中空部を有する高圧流体用部材に、該中空部に連通する分岐孔を形成するに際し、前記高圧流体用部材を外部より内方に押圧して前記中空部側内周面を変形せしめて圧縮応力が残留した変形部を形成し、ついで該変形部に前記中空部に開口する分岐孔を穿設して少なくとも該分岐孔周縁に前記圧縮残留応力を存在せしめてなることを特徴とする高圧流体用部材における分岐孔部での繰返し圧力による疲労強度を向上させる方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B23P 25/00
, F16L 41/02 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭55-012251
-
特開昭55-083509
-
特開平2-134489
前のページに戻る