特許

J-GLOBAL ID：200903035286494629

薄片状酸化タングステン、酸化タングステン膜及びそれらの製造方法並びにそれらの用途

発明者： 谷口 博文
出願人/特許権者： 石原産業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-218687
公開番号（公開出願番号）：特開2009-051687
出願日： 2007年08月24日
公開日（公表日）： 2009年03月12日
要約：

【課題】光の透過性が高い薄片状酸化タングステン粒子を提供する。【解決手段】層状タングステン酸ビスマス等と酸性化合物とを混合してビスマス等を溶出して得られた層状タングステン酸と、この層状タングステン酸に含まれる水素(H)に対して0.05〜3中和当量の範囲の塩基性化合物とを媒液中で混合して、層状タングステン酸に含まれる水素を脱離させるとともに塩基性化合物を層間に挿入させ、次いで、層を剥離させて、製造する。 このようにして製造した薄片状酸化タングステン粒子は、紫外可視光吸収スペクトルにおいて、波長250〜280nmの範囲に吸光ピークを有し、波長300〜800nmの範囲では吸光ピークを有さない。また、好ましい薄片状酸化タングステン粒子は、最長幅及び最短幅がそれぞれ10〜10000nmの範囲にあり、厚みが0.5〜10nmの範囲にある。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

紫外可視光吸収スペクトルにおいて、波長250〜280nmの範囲に吸光ピークを有し、波長300〜800nmの範囲では吸光ピークを有さないことを特徴とする薄片状酸化タングステン粒子。

IPC (4件)：

C01G 41/00 ,  B01J 35/02 ,  B01J 23/30 ,  B01J 13/00

FI (4件)：

C01G41/00 A ,  B01J35/02 J ,  B01J23/30 M ,  B01J13/00 C

Fターム (37件)：

4G048AA02 ,  4G048AB02 ,  4G048AC08 ,  4G048AD02 ,  4G048AD10 ,  4G048AE08 ,  4G065AA06 ,  4G065AB01Y ,  4G065AB17Y ,  4G065BA15 ,  4G065BB01 ,  4G065BB03 ,  4G065CA13 ,  4G065DA09 ,  4G065EA01 ,  4G065FA01 ,  4G169AA02 ,  4G169AA08 ,  4G169BA22B ,  4G169BA32C ,  4G169BA48A ,  4G169BA48C ,  4G169BB04A ,  4G169BB04B ,  4G169BC60A ,  4G169BC60B ,  4G169EA03X ,  4G169EA03Y ,  4G169EA08 ,  4G169EB19 ,  4G169HA03 ,  4G169HB06 ,  4G169HC16 ,  4G169HD05 ,  4G169HD07 ,  4G169HE06 ,  4G169HE08

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 酸化タングステン膜の成膜方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-348616   出願人：旭硝子株式会社
• 特開昭61-21919号公報
  
• 光触媒膜組成物及びこれを用いた光触媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-252707   出願人：シャープ株式会社
• 金属酸化物薄膜形成用塗布液
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-032632   出願人：特許技術開発株式会社