特許
J-GLOBAL ID:200903035298689786

エポキシ化エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231644
公開番号(公開出願番号):特開平9-077823
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 金属および極性樹脂との親和性に優れるオレフィン系共重合体を提供する。【解決手段】 エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体がエポキシ化変性されている変性共重合体であって、エチレン単位を50〜95モル%、炭素原子数が3〜20のα-オレフィン単位を50〜5モル%、炭素原子数が5〜20の非共役ポリエン単位を0モル%を超え、かつ5モル%以下の割合で含有し、極限粘度が0.5〜10dl/gの範囲にあり、Mw/Mnの値が3以下であり、B値が1.00〜2.00の範囲にあり、13C-NMRスペクトルにおけるTααに対するTαβの強度比が0.5以下であり、エポキシ基の含有割合が、変性共重合体100g当たり0.01〜10モルの範囲にあるエポキシ化エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体。
請求項(抜粋):
エチレンと、炭素原子数が3〜20のα-オレフィンから選ばれる少なくとも1種のオレフィンと、炭素原子数が5〜20の非共役ポリエンから選ばれる少なくとも1種のポリエンとから得られるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体がエポキシ化変性されている変性共重合体であって、(i)エチレンから導かれる構成単位を50〜95モル%の割合で含有し、炭素原子数が3〜20のα-オレフィンから導かれる構成単位を50〜5モル%の割合で含有し、炭素原子数が5〜20の非共役ポリエンから導かれる構成単位を0モル%を超え、かつ5モル%以下の割合で含有し、(ii)135°Cデカリン中で測定される極限粘度[η]が、0.5〜10dl/gの範囲にあり、(iii)分子量分布の指標であるMw/Mnの値が3以下であり、(iv)13C-NMRスペクトルおよび下記の式から求められるB値が1.00〜2.00の範囲にあり、B値=[POE]/(2・[PE ]・[PO ])(式中、[PE ]は、共重合体中のエチレンから導かれる構成単位の含有モル分率であり、[PO ]は、共重合体中のα-オレフィンから導かれる構成単位の含有モル分率であり、[POE]は、共重合体中の全ダイアド(dyad)連鎖数に対するα-オレフィン・エチレン連鎖数の割合である)(v)13C-NMRスペクトルにおけるTααに対するTαβの強度比(Tαβ/Tαα)が0.5以下であり、(vi)エポキシ基の含有割合が、変性共重合体100g当たり0.01〜10モルの範囲にあることを特徴とするエポキシ化エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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