特許
J-GLOBAL ID:200903035300179618

ボールねじ式リニアアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-339489
公開番号(公開出願番号):特開2000-161461
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 耐久性の向上及び長寿命化を図ると共に、クリーンでコンパクトな構造を実現する。【解決手段】 複数のボール12、12を介してボールねじ軸1と螺合したボールナット9と、基端部をこのボールナット9に結合した出力軸部材17とを、ケーシング2の内側に配置する。上記ボールねじ軸1の一端部を第一開口部3の内側に設けた転がり軸受4により回転自在に支持すると共に、上記出力軸部材17の外周面を第二開口部20の内周面に固定した滑り軸受21により軸方向移動自在に支持する。上記ケーシング2の内側に潤滑油を所定量封入し、更に、上記第一開口部3の内周面と上記ボールねじ軸1の外周面との間、並びに上記第二開口部20の内周面と上記出力軸部材17の外周面との間を、それぞれオイルシール23、23により密閉する。
請求項(抜粋):
ケーシングと、このケーシングの軸方向両端部に、それぞれがこのケーシングの内外を連通する状態で設けた第一、第二開口部と、駆動源から回転力の伝達を受ける為の一端部をこのうちの第一開口部を通じて上記ケーシングの外側に突出させた状態で、このケーシングの内側に回転自在に支持したボールねじ軸と、このケーシングの内側にこのボールねじ軸を回転自在に支持する為、上記第一開口部の内周面と上記ボールねじ軸の中間部外周面との間に設けた第一の軸受と、上記ボールねじ軸の一部でこの第一の軸受よりも上記ケーシングの内側に配置した部分の外周面に形成した断面円弧形の第一螺旋溝と、内周面に断面円弧形の第二螺旋溝を有し、上記ケーシングの内側に軸方向に亙る変位自在に設けたボールナットと、上記第一螺旋溝と上記第二螺旋溝との間に転動自在に設けた複数のボールと、中心軸を上記ボールナットの中心軸と一致若しくは平行に配設した状態で、基端部をこのボールナットに結合する事により、このボールナットと共に軸方向に亙り変位自在とし、且つ、この軸方向に亙る変位に伴い上記ケーシングから上記第二開口部を通じて出入り自在な出力軸部材と、このケーシングに対し出力軸部材を、軸方向移動自在に支持する為、これら第二開口部の内周面と出力軸部材の外周面との間に設けた第二の軸受と、上記ケーシングの内側に、このケーシング内の隙間空間容積よりも少ない量だけ封入した潤滑油とを備え、上記第一開口部の内周面と上記ボールねじ軸の中間部外周面との間部分で上記ケーシングの内側空間に対して上記第一の軸受よりも外側部分、及び上記第二開口部の内周面と上記出力軸部材の外周面との間部分で上記ケーシングの内側空間に対して上記第二の軸受よりも外側部分を、それぞれオイルシールで密閉する事により、上記ケーシングの内側に封入した潤滑油がこのケーシングの外側に漏洩するのを防止しているボールねじ式リニアアクチュエータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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