特許
J-GLOBAL ID:200903035306544130

コンクリートのひび割れ補修工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-190363
公開番号(公開出願番号):特開2007-009487
出願日: 2005年06月29日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】コンクリート構造物におけるひび割れ部の有効な補修工法を提供すること。【解決手段】コンクリート構造物2の表面に開口し且つ表面から内部に延びるひび割れ部4を補修するに際し、コンクリート表面に存在するひび割れ部4の開口部に対し、注入口形成部位6を残して、セメントペーストを擦り込んだ後、その擦り込まれたセメントペースト上に、珪酸塩水溶液を塗布して、反応硬化充填物8にて、かかるひび割れ部4の開口部位をシールする一方、注入口形成部位6に形成される注入口12を通じて、珪酸塩水溶液又はそれとセメントペーストを圧入せしめ、ひび割れ部4の深部まで導入して、かかるひび割れ部4内の空隙を埋めた後、注入口形成部位6に対して、セメントペーストの擦込み及び珪酸塩水溶液18の塗布を順次行ない、又は珪酸塩水溶液の塗布を行ない、注入口形成部位6を閉塞するようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の表面に開口し且つ該表面から内部に延びるひび割れ部を補修する工法にして、 コンクリート表面に存在する該ひび割れ部の開口部に対し、注入口形成部位を残して、セメントペーストを擦り込んだ後、該擦り込まれたセメントペースト上に、珪酸塩水溶液を塗布して、かかるひび割れ部の開口部位をシールする工程と、 前記ひび割れ部の開口部に残された注入口形成部位に形成される注入口を通じて、珪酸塩水溶液を圧入せしめ、該ひび割れ部の深部まで導入して、かかるひび割れ部内の空隙を埋める充填工程と、 該ひび割れ部における注入口形成部位に対して、前記シール工程と同様にして、セメントペーストの擦込み及び珪酸塩水溶液の塗布を順次行ない、該注入口形成部位を閉塞する工程とを、 含むことを特徴とするコンクリートのひび割れ補修工法。
IPC (4件):
E04G 23/02 ,  C04B 22/08 ,  C04B 28/02 ,  C04B 41/65
FI (4件):
E04G23/02 B ,  C04B22/08 A ,  C04B28/02 ,  C04B41/65
Fターム (17件):
2D059AA03 ,  2D059BB39 ,  2D059GG37 ,  2D059GG40 ,  2E176AA01 ,  2E176BB11 ,  4G012MB01 ,  4G012MB02 ,  4G012PB06 ,  4G012PC01 ,  4G012PC04 ,  4G012PC11 ,  4G012PD03 ,  4G028DA02 ,  4G028DB01 ,  4G028DB06 ,  4G028DC05
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 硬化コンクリートの補修方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-022963   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所, 新日本製鐵株式会社, 新日鐵化学株式会社, 太平工業株式会社, 日産化学工業株式会社
  • 特許第2521274号公報
  • コンクリートの改質強化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-191258   出願人:正栄建装株式会社
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