特許
J-GLOBAL ID:200903035317692394

内燃機関の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120256
公開番号(公開出願番号):特開平6-330786
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】トルク変化の応答性を高め、もってドライバビリティの向上を図ることを可能とする。【構成】吸気通路2にはステップモータ11の作動により開閉されるサブスロットル弁8とリンクタイプのメインスロットル弁9が直列に配設されている。スロットルECU52は、メインスロットル開度の領域によってピッチの異なる低μ路用高μ路用の各マップにより、運転状態に応じてサブスロットル弁8の開度要求値を設定する。又、現在走行中の路面が低μ路であるか高μ路であるか否かを判別し、その判別結果に基づいて路面μ遷移カウンタのカウント値を設定し、その値に応じてサブスロットル弁8の最終開度要求値を設定する。そして、低μ路から高μ路に出力特性が変更した際には最終開度最終要求値を直線的に補間制御する。従って、エンジン1の出力はその特性変更の直後から速やかに変化することとなる。
請求項(抜粋):
車両に搭載された内燃機関の出力を調整するための出力調整手段と、前記出力調整手段を作動させるために駆動制御される出力調整駆動手段と、前記内燃機関の運転状態及び路面摩擦係数の少なくとも1つを検出する車両走行状態検出手段と、運転者によって操作されるアクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、前記車両走行状態検出手段及び前記アクセル操作量検出手段の検出結果に基づき、予め設定された前記アクセル操作量に対する前記内燃機関の複数の出力特性のうちの1つを選択して、その出力特性が得られるよう前記出力調整駆動手段を駆動制御する駆動制御手段とを備えた内燃機関の出力制御装置において、前記出力特性の変更を検出する特性変更検出手段と、前記特性変更検出手段により前記出力特性の変更が検出された際に、元の特性による出力調整駆動手段の駆動量から新しい特性による出力調整駆動手段の駆動量への移行を直線的に補間する特性移行補間手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の出力制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 310 ,  F02D 9/02 351
引用特許:
審査官引用 (1件)

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