特許
J-GLOBAL ID:200903035379296304

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-332888
公開番号(公開出願番号):特開平8-164775
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 車両停止時に、エンジンへの燃料の供給を絶ちながら、エンジンの回転状態を維持し、発進時のもたつきを防止しながら燃費の向上と排ガスの低減を図る。【構成】 車両用駆動装置は、エンジン10の出力軸12に、電流の供給により出力軸12を駆動する駆動モータ40を有し、エンジン10、自動変速機構20及び駆動モータ40を制御する制御装置50を備える。制御装置50の停止状態検出手段53で停止状態が検出されたときに、油圧制御手段52は、油圧サーボ22への油圧の供給を低下させ、発進クラッチ21の動力伝達を遮断し、燃料制御手段51は、燃料供給装置11に燃料の供給を停止させ、駆動制御手段54は、駆動モータ40に電流を供給して駆動モータ40を駆動状態にし、エンジン10の回転をアイドリング回転数に維持する制御を行う。
請求項(抜粋):
車両の走行条件に応じて必要とされる燃料の供給を行う燃料供給装置を備えるエンジンと、該エンジンの出力軸に流体伝動装置を介して連結され、エンジンからの動力を車輪に伝達する発進クラッチと、該発進クラッチを係合させる油圧サーボとを有する自動変速機構と、前記エンジンの出力軸に連結され、電流の供給により前記出力軸を駆動する駆動モータと、前記エンジン、前記自動変速機構及び前記駆動モータを制御する制御装置とを備える車両用駆動装置において、前記制御装置は、エンジンがアイドリング状態で車両が停止状態にあるかを検出する停止状態検出手段と、前記油圧サーボへの油圧の供給を制御する油圧制御手段と、前記燃料供給装置による燃料の供給を制御する燃料制御手段と、前記駆動モータへの電流の供給を制御する駆動制御手段とを有し、前記停止状態検出手段により停止状態が検出されたときに、前記油圧制御手段は、前記油圧サーボへの油圧の供給を低下させ、前記発進クラッチの動力伝達を遮断し、前記燃料制御手段は、前記燃料供給装置による燃料の供給を停止させ、前記駆動制御手段は、前記駆動モータに電流を供給して前記駆動モータを駆動状態にすることにより前記エンジンの回転をアイドリング回転数に維持することを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/28 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/02 321 ,  B60L 11/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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