特許
J-GLOBAL ID:200903035388878316

異機種同時生産ラインにおける組立支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-158127
公開番号(公開出願番号):特開2008-307645
出願日: 2007年06月15日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】 部品在庫カウンタを介して、前記部品棚を構成する各間口の部品在庫をリアルタイムに監視可能とする異機種同時生産ラインに適用される組立支援システムを提供すること。【解決手段】 生産工程管理装置と、部品棚と、部品棚管理装置とを含む異機種同時生産ラインにおける組立支援システムであって、部品棚管理装置には、部品棚の各間口の取出用開口の間口検知器からの検知信号に基づいて、該当する間口の部品在庫カウンタのカウント値を予め決められた部品取出個数相当値だけ減算する取出時の部品在庫カウンタ更新手段と、部品棚の各間口の投入用開口の間口検知器からの検知信号とに基づいて、該当する間口の部品在庫カウンタのカウント値を予め決められた又は別途入力された部品投入個数相当値だけ加算する投入時の部品在庫カウンタ更新手段と、が含まれていることを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の組立ステーションを一連に配置してなる組立ラインに、異なる機種の組立途中製品を同時に流し、前記複数の組立ステーションのそれぞれにおいて、各機種別の組立作業を行うことにより、異なる機種の製品を同一の組立ラインにて同時に生産可能とした異機種同時生産ラインに適用される組立支援システムであって、 前記組立ラインに含まれる全組立ステーション又は予め割り当てられた複数の組立ステーションにおける組立工程を一括管理する生産工程管理装置と、 前記組立ラインに含まれる複数の組立ステーションのそれぞれの現場に設置され、組立に必要な部品を収容するための複数の間口を有すると共に、前記複数の間口の部品取出側開口及び部品投入側開口のそれぞれには、間口表示器と間口検知器とが設けられた部品棚と、 前記組立ラインに含まれる複数の組立ステーションのそれぞれの現場に設置され、かつ前記生産工程管理装置と通信ネットワークを介して結ばれた部品棚管理装置と、を含み、 前記生産工程管理装置には、 各機種を示す機種情報とその機種の生産順番を示す生産順番情報とを含む機種ベースの生産計画情報を所定生産台数分について所定の上位装置から受信する上位側受信手段と、 自己が管理する複数の組立ステーションのそれぞれ毎に、各機種を示す機種情報とその機種のその組立ステーションにおける組立工程で使用される部品を示す部品情報とを互いに関連づけて登録してなる機種別使用部品テーブルを記憶する使用部品テーブル記憶手段と、 自己が管理する複数の組立ステーションのそれぞれ毎に、その組立ステーションに含まれる部品棚の各間口を示す間口情報とその間口に割り付けられる部品を示す部品情報とを互いに関連づけて登録してなる間口別部品割付テーブルを記憶する部品割付テーブル記憶手段と、 前記使用部品テーブル記憶手段に記憶される機種別使用部品テーブルを参照することにより、受信手段にて上位装置から受信される機種ベースの生産計画情報を各組立ステーション毎の部品ベースの生産計画情報へと変換する機種/部品・ベース変換手段と、 前記機種/部品・ベース変換手段から得られる各組立ステーション毎の部品ベースの生産計画情報を、各組立ステーションの部品棚管理装置へとダウンロードする生産計画ダウンロード手段と、 前記部品割付テーブル記憶手段に記憶された間口別部品割付テーブルを、該当する組立ステーションの部品棚管理装置へとダウンロードする部品割付テーブルダウンロード手段と、が設けられており、 前記各組立ステーションの部品棚管理装置には、 前記生産工程管理装置から生産計画ダウンロード手段を介してダウンロードされる部品ベースの生産計画情報を記憶する生産計画記憶手段と、 前記生産工程管理装置から部品割付テーブルダウンロード手段を介してダウンロードされる間口別部品割付テーブルを記憶する部品割付テーブル記憶手段と、 前記部品棚のいずれかの間口に投入しようとする部品及びその投入個数を含む部品情報を入力するための部品情報入力手段と、 部品取出作業支援手段と、 部品投入作業支援手段と、が設けられており、 前記部品取出作業支援手段には、 前記部品棚管理装置内の部品割付テーブル記憶手段に記憶された間口別部品割付テーブルを参照することにより、前記部品棚管理装置内の生産計画記憶手段に記憶された部品ベースの生産計画情報に基づいて、各機種の組立作業毎の使用部品対応間口を示す使用間口情報を生成する使用間口情報生成手段と、 前記使用間口情報生成手段により生成される使用間口情報と、前記部品棚の各間口の取出用開口の間口検知器からの検知信号とに基づいて、各機種の組立作業における使用部品対応間口の取出用開口の間口表示器の表示動作を制御して部品取出案内を行う取出用間口表示器制御手段と、 前記使用間口情報生成手段により生成される使用間口情報と、前記部品棚の各間口の取出用開口の間口検知器からの検知信号とに基づいて、該当する間口の部品在庫カウンタのカウント値を予め決められた部品取出個数相当値だけ減算する取出時の部品在庫カウンタ更新手段と、が含まれており、 前記部品投入作業支援手段には、 前記部品棚管理装置内の部品割付テーブル記憶手段に記憶された間口別部品割付テーブルを参照することにより、前記部品情報入力手段により入力された投入用部品の部品情報に基づいて、投入部品対応間口を示す投入間口情報を生成する投入間口情報生成手段と、 前記投入間口情報生成手段により生成される投入間口情報と、前記部品棚の各間口の投入用開口の間口検知器からの検知信号とに基づいて、各部品の部品棚投入作業における投入部品対応間口の投入用開口の間口表示器の表示動作を制御して部品投入案内を行う投入用間口表示器制御手段と、 前記使用間口情報生成手段により生成される使用間口情報と、前記部品棚の各間口の投入用開口の間口検知器からの検知信号とに基づいて、該当する間口の部品在庫カウンタのカウント値を予め決められた又は別途入力された部品投入個数相当値だけ加算する投入時の部品在庫カウンタ更新手段と、が含まれており、 それにより、前記部品在庫カウンタを介して、前記部品棚を構成する各間口の部品在庫をリアルタイムに監視可能とする、ことを特徴とする異機種同時生産ラインにおける組立支援システム。
IPC (3件):
B23P 21/00 ,  B65G 1/137 ,  G05B 19/418
FI (3件):
B23P21/00 307P ,  B65G1/137 A ,  G05B19/418 Z
Fターム (29件):
3C030AA11 ,  3C030AA19 ,  3C030AA21 ,  3C030AA22 ,  3C030DA01 ,  3C030DA02 ,  3C030DA04 ,  3C030DA09 ,  3C030DA10 ,  3C030DA17 ,  3C030DA27 ,  3C100AA38 ,  3C100AA47 ,  3C100BB01 ,  3C100BB21 ,  3C100BB36 ,  3C100CC02 ,  3C100EE01 ,  3F022FF01 ,  3F022MM05 ,  3F022MM08 ,  3F022MM11 ,  3F022MM22 ,  3F022MM26 ,  3F022MM30 ,  3F022MM32 ,  3F022MM35 ,  3F022PP04 ,  3F022QQ13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ピッキングシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-225554   出願人:横河電機株式会社
審査官引用 (5件)
  • 部品指示システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-394855   出願人:日産自動車株式会社
  • 部品収納方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-323921   出願人:本田技研工業株式会社
  • ピッキングシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-225554   出願人:横河電機株式会社
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