特許
J-GLOBAL ID:200903035464547294
環境影響の減少した布帛柔軟剤組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513999
公開番号(公開出願番号):特表平10-507793
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】本発明は、高度に持続、永続性の香料と組み合わされた液体及び固形生分解性布帛柔軟剤組成物に関する。これらの組成物は、低いすすぎ水溶解度を有する(ClogPは3.0以上である)ことで規定される、疎水性である天然又は合成誘導香料である。これらの香料は低い揮発性、250°C以上の沸点も有している。これらの組成物は処理布帛上で良い香料付着性を発揮し、結果的にすすぎ及び乾燥サイクル中に実質的に失われないため、環境への影響を少くする。しかも、これらの香料は柔軟剤組成物の物理的安定性を増加させる。
請求項(抜粋):
I.(A)約50〜約95%の生分解性カチオン系四級アンモニウム布帛柔軟化化合物;(B)約0.01〜約15%の持続性香料;(C)場合により、約0〜約30%の分散性調整剤;及び(D)場合により、約0〜約15%のpH調整剤を含んでなる固形粒状組成物と、II.(A)約0.5〜約80%の生分解性カチオン系布帛柔軟化化合物;(B)約0.01〜約10%、好ましくは約0.05〜約8%、更に好ましくは約0.1〜約6%、更に一層好ましくは約0.15〜約4%の持続性香料;(C)場合により、約0〜約30%の分散性調整剤;及び(D)水、C1-4一価アルコール、C2-6多価アルコール、プロピレンカーボネート、液体ポリエチレングリコール及びそれらの混合物からなる群より選択される液体キャリアからなる残部を含んでなる液体組成物からなる群より選択され、持続性香料が好ましくはClogP≧3.0及び沸点≧250°Cの成分少くとも約70%、好ましくは少くとも約75%、更に好ましくは少くとも約80%、更に一層好ましくは少くとも約85%を有し、分散性調整剤が生分解性カチオン系布帛柔軟化化合物、好ましくは下記式を有するカチオン系布帛柔軟化化合物: (R)4-m-+N-〔(CH2)n-Y-R2〕mX-(上記式中:各Yは-O-(O)C-又は-C(O)-O-である;mは2又は3である;nは1〜4である;各RはC1-C6アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ベンジル基又はそれらの混合である;各R2はC12-C22ヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル置換基である;X-はいずれかの柔軟剤適合性アニオンである)、好ましくは約5以上約100以下のヨウ素価、ヨウ素価が約25未満であるとき約30/70以上のシス/トランス異性体重量比を有するC12-C22脂肪アシル基から誘導されて、脂肪アシル基の不飽和レベルが約65重量%以下である四級アンモニウム化合物の粘度、分散性又は双方に影響を与える、すすぎ液添加布帛柔軟化組成物。
IPC (3件):
D06M 13/463
, C11D 1/62
, C11D 3/50
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (5件)
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液体柔軟剤組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-283966
出願人:ライオン株式会社
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特開平1-213476
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特開平4-370274
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