特許
J-GLOBAL ID:200903035480211905

スペクトル拡散通信用復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301532
公開番号(公開出願番号):特開平7-154365
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 簡単且つ安価な構成としながら、信号帯域幅が26MHz以下に制限されている場合でも10Mbpsのデータ伝送速度を達成する。【構成】 送信装置1では、10Mbpsの送信データを変換器により8ビット単位でパラレル信号に変換して8個の変調器4a〜4hに与え、それぞれ異なるPN符号によりSS変調して加算器により合成してSS信号として出力する。受信装置2では、8個の復調器8a〜8hで同時に入力し、対応するPN符号パターンに設定されたSAWマッチドフィルタおよび遅延素子により遅延検波して復調し、受信用変換器9により直列に変換して合成することにより送信データに対応する復調データを得る。SAWマッチドフィルタを用いるので、非常に簡素化された回路構成で装置を構成することができる。
請求項(抜粋):
送信データを所定の複数個のチャンネルに割当てるように変換器により直並列変換し、各チャンネルに割当てられた直並列変換信号をそれぞれ異なる所定の擬似雑音符号(PN符号)が設定された変調器によりスペクトル拡散変調した変調信号を合成してスペクトル拡散信号として出力するようにしたスペクトル拡散通信システムに適用されるスペクトル拡散通信用復調装置において、前記スペクトル拡散信号を受信する受信器と、前記複数の変調器のそれぞれに対応して同じ擬似雑音符号に相当する電極パターンが形成され前記受信器からスペクトル拡散信号が入力されると設定されているPN符号に対応するSS信号に対してその相関ピークを出力する複数個の弾性表面波フィルタ(SAWマッチドフィルタ)と、これら複数個の弾性表面波フィルタのそれぞれに対応して設けられ前記相関ピークを遅延検波して復調信号として出力する複数個の遅延検波手段と、これら複数個の遅延検波手段から出力される復調信号を並列直列変換して合成することにより前記送信データに対する復調データとして出力する受信用変換器とを具備したことを特徴とするスペクトル拡散通信用復調装置。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H03H 9/42
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スペクトラム拡散通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-115083   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭63-283246
  • 特開昭60-220635

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