特許
J-GLOBAL ID:200903035497494137

離型紙及びそれを用いて製造された合成皮革

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-350519
公開番号(公開出願番号):特開2002-155475
出願日: 2000年11月17日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 合成皮革の製造に用いる離型紙であって、合成皮革の表面にピーチスキン調の外観と触感を付与でき、且つ異なる色の合成皮革でも色移りなく繰り返し製造できる離型紙と、それを用いて製造された表面がピーチスキン感に優れた合成皮革を提供する。【解決手段】 基材紙1の上に、表面に微細な凹凸が形成された離型性樹脂層2を設け、その上に透明な合成樹脂を塗工して皮膜形成後、その皮膜を剥がす方法で、微細な凹凸の凹部に入り込んだ透明な合成樹脂層5の一部を破断させ、凹部の底部に破断された透明な合成樹脂5′が残存するようにして離型紙10を構成する。前記微細な凹凸は、その算術平均粗さRaが 0.5〜15μm、平均間隔Smが 0.5〜10μm、平均傾斜θa が45°以上、90°未満とすることが好ましい。この離型紙10を用いることにより、表面がピーチスキン感に優れた合成皮革を異なる色でも安全に繰り返し製造できる。
請求項(抜粋):
基材紙と該基材紙の少なくとも一方の面に設けられた離型性樹脂層とで形成される離型紙において、該離型紙が、該離型性樹脂層の表面に微細な凹凸を備えると共に、該微細な凹凸面に透明な合成樹脂が塗工され、且つ、形成された合成樹脂層が剥離されることにより、該微細な凹凸の凹部に入り込んだ透明な合成樹脂が、途中で破断され、該凹凸の凹部の底部に残存するように形成されていることを特徴とする離型紙。
IPC (4件):
D06N 3/00 DAC ,  B32B 3/30 ,  B32B 27/00 ,  B32B 29/00
FI (4件):
D06N 3/00 DAC ,  B32B 3/30 ,  B32B 27/00 L ,  B32B 29/00
Fターム (26件):
4F055AA01 ,  4F055DA02 ,  4F055DA11 ,  4F055FA08 ,  4F055FA15 ,  4F055FA23 ,  4F055FA39 ,  4F055FA40 ,  4F055GA13 ,  4F100AA20 ,  4F100AK01B ,  4F100AK36 ,  4F100AK44 ,  4F100AL08 ,  4F100AT00A ,  4F100BA02 ,  4F100CA02 ,  4F100CA23 ,  4F100DD06B ,  4F100DD09B ,  4F100DG10A ,  4F100EH46 ,  4F100EJ39 ,  4F100GB71 ,  4F100HB26 ,  4F100JL14
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る