特許
J-GLOBAL ID:200903035578980761

スタータ用電磁スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-377135
公開番号(公開出願番号):特開2004-207134
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】プランジャ4がスプリング12の反力で押し戻された時に、そのプランジャ4とストッパ部材5との衝撃音を低減でき、且つ励磁コイル2への通電時にプランジャ4がスムーズに移動できる電磁スイッチ1を提供すること。【解決手段】弾性部材6は、プランジャ4の空洞部4aに圧入されて、自身の一部がプランジャ4の反鉄心側端面4bよりストッパ面5a側へ突出した状態でプランジャ4に組み付けられている。この弾性部材6は、プランジャ4が反鉄心方向へ押し戻された時にストッパ面5aに当接する反鉄心側端面6dの面積が、プランジャ4の反鉄心側端面4bの面積より小さく形成されている。この構成によれば、弾性部材6がストッパ面5aに当接する面積が少なくなり、プランジャ4が吸引された時に、弾性部材6がストッパ面5aから離れ易くなるため、よりスムーズに移動できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
通電されて磁力を発生する励磁コイルと、 この励磁コイルの軸線方向一端側に配置される固定鉄心と、 前記励磁コイルの内径側に摺動可能に挿入され、前記固定鉄心との間にエアギャップを有して対向するプランジャと、 このプランジャの反鉄心側端面と対向するストッパ面を有し、このストッパ面により前記プランジャの反鉄心方向への移動を規制するストッパ部材と、 前記プランジャを反鉄心方向へ付勢するスプリングと、 スタータモータの通電回路に接続された固定接点と、 前記プランジャと一体に可動し、前記励磁コイルが通電されて前記プランジャが前記固定鉄心側へ吸引されると、前記固定接点に当接して前記通電回路を閉成する可動接点と、 前記プランジャに取り付けられ、前記プランジャの反鉄心側端面より前記ストッパ面側へ突出する弾性部材とを有し、 前記プランジャが前記固定鉄心側へ吸引された後、磁力の消滅により前記スプリングの反力で反鉄心方向へ押し戻された時に、前記弾性部材が前記ストッパ面に当接することで、前記プランジャの反鉄心側端面と前記ストッパ面との衝突を防止するスタータ用電磁スイッチであって、 前記スプリングの反力で前記プランジャが反鉄心方向へ押し戻された時に、前記ストッパ面に当接する前記弾性部材の当接面の面積の方が、前記ストッパ面に対向する前記プランジャの反鉄心側端面の面積より小さく設定されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ。
IPC (3件):
H01H50/02 ,  F02N11/00 ,  H01H50/20
FI (4件):
H01H50/02 S ,  H01H50/02 R ,  F02N11/00 R ,  H01H50/20 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電磁接触器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-010672   出願人:松下電工株式会社
  • 特開平4-133224
審査官引用 (3件)
  • 電磁接触器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-010672   出願人:松下電工株式会社
  • 特開平4-133224
  • 特開平4-133224

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