特許
J-GLOBAL ID:200903035588001877

陽圧缶蓋用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-334156
公開番号(公開出願番号):特開2008-144238
出願日: 2006年12月12日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】 強度、成形性、耳率といった缶蓋として必須の性能に優れ、かつ製造時に耳割れが発生せずに生産性の優れた缶蓋用アルミニウム合金板を提供する。 【解決手段】 Mg3.5〜5.0%、Mn0.1〜0.3%、Cu0.01〜0.2%、Cr0.01〜0.1%を含有するAl合金鋳塊を、熱間粗圧延後、タンデム式熱間仕上圧延機にて熱間仕上圧延を施す際に、圧延開始温度を350〜430°Cとし、1段目の圧延の圧下率を30〜45%、圧延速度を30〜50m/分とし、熱間仕上圧延全体の総圧下率87〜93%として、熱間仕上圧延後の材料温度を300〜340°Cとなるようにし、その後、最終板厚までは焼鈍処理を一切施さず、87〜93%の圧延率で冷間圧延を行う。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
Mg3.5〜5.0%(mass%、以下同様)、Mn0.1〜0.3%、Cu0.01〜0.2%、Cr0.01〜0.1%を含有し、不純物としてのSiを0.2%以下、Feを0.25%以下とし、残部がAl及び不可避的不純物からなるAl合金鋳塊を、熱間粗圧延後、タンデム式熱間仕上圧延機にて熱間仕上圧延を施す際に、 圧延開始の材料温度を350〜430°Cとし、1段目の圧延の圧下率を30〜45%、圧延速度を30〜50m/分とし、熱間仕上圧延全体の総圧下率87〜93%として、熱間仕上圧延後の材料温度を300〜340°Cとなるように熱間仕上圧延を施し、 その後、製品となる最終板厚までは焼鈍処理を一切施さず、87〜93%の圧延率で冷間圧延を行うことによって、塗料の焼付やフィルム熱融着のための熱処理を施した後のアルミニウム合金板の耐力が320〜360MPa、45°方向の耳率を4%以下とすることを特徴とする陽圧缶蓋用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
FI (2件):
C22F1/047 ,  C22C21/06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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