特許
J-GLOBAL ID:200903035637043831

方向探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-301934
公開番号(公開出願番号):特開2000-131408
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 複数配列されたアンテナにおいて、アンテナ間の間隔が波長に比べて大きい場合、電波源の存在しない方向にもあたかも電波源が存在するかの如き現象を抑圧する方向探知装置を得る。【解決手段】 周波数設定器により設定した周波数にもとづいて電波源の周波数を変化させて、グレーティングローブの影響による電波源の測角値を分散させると共にグレーティングローブの影響を受けない電波源の測角値を集中させることにより上記の現象を抑圧するものである。
請求項(抜粋):
電波源からの電波を受信する同一仕様の複数のアンテナと、上記複数のアンテナそれぞれに対応して接続された同一仕様の複数の受信機と、上記受信機の出力にもとづいて共分散行列を算出する共分散行列算出器と、上記共分散行列算出器より出力される共分散行列より固有値および固有ベクトルを算出する固有値・固有ベクトル算出器と、複数の異なる周波数を設定する周波数設定器と、上記周波数設定器により設定される上記それぞれの周波数毎に、上記アンテナの配列にもとづいて仮想電波源の位置する方向の関数で表されるモードベクトルを発生する周波数対応モードベクトル発生器と、上記固有値・固有ベクトル算出器より出力される固有値および固有ベクトルにもとづいて張られる雑音部分空間に、上記周波数対応モードベクトル発生器から出力される上記周波数毎のモードベクトルを射影し、その射影長を上記周波数毎に算出する雑音部分空間射影長算出器と、上記雑音部分空間射影長算出器より出力される上記射影長が極小となるときの上記仮想電波源の位置する方向を求め、上記方向を上記周波数毎に出力する射影長極小値算出器と、上記射影長極小値算出器から出力される上記全ての周波数における上記仮想電波源の位置する方向の頻度分布を算出し、得られた頻度分布から平均値を求めて電波源の位置する方向を算出する平均値算出器とを備えたことを特徴とする方向探知装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 方位検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-082347   出願人:三菱電機株式会社

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