特許
J-GLOBAL ID:200903035642030136

成形加工用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204259
公開番号(公開出願番号):特開平8-049052
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 自動車のボディシート等に使用される成形加工用Al合金板として、室温での経時変化が少なくかつ成形性および焼付硬化性に優れたAl合金板の製造方法を提供する。【構成】 Mg0.3〜1.5%、Si0.4〜2.0%を含有し、かつZn0.03〜1.5%、Mn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.4%、V0.03〜0.4%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%のうちの1種または2種以上を含有し、さらにCuが0.1%未満に規制され、残部実質的にAlよりなる合金の鋳塊を均質化処理、熱間圧延、冷間圧延した後、480°C以上で溶体化処理を施して、100°C/min以上で50〜80°Cの温度域に冷却し、その温度域で5秒以上でかつ合金の耐力が100N/mm2 以下になるような範囲内の時間保持し、続いて85〜150°Cにて0.5〜50時間安定化処理を施す。
請求項(抜粋):
Mg0.3〜1.5%(重量%、以下同じ)、Si0.4〜2.0%を含有し、かつZn0.03〜1.5%、Mn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.4%、V0.03〜0.4%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、さらにCuが0.1%未満に規制され、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を素材とし、鋳塊に均質化処理、熱間圧延および冷間圧延を行なって所要の板厚の圧延板とし、その圧延板に対し、480°C以上の温度で溶体化処理を行なってから100°C/min以上の冷却速度で50〜80°Cの温度域まで冷却して、この温度域内で5秒以上の保持を行ない、かつその保持時間の上限を、合金の耐力(σ0.2 )が100N/mm2 以下になるように規制し、続いて85〜150°Cの範囲内の温度に加熱して、この温度範囲で0.5〜50時間保持する安定化処理を行なうことを特徴とする、室温での経時変化が少なくかつ成形性および焼付硬化性に優れた成形加工用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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