特許
J-GLOBAL ID:200903035666186170

転がり軸受用軌道輪およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-090482
公開番号(公開出願番号):特開2004-293755
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】軌道面の転がり疲労寿命を向上させうるとともに、軌道面とは反対側の面の塑性変形を抑制しうる転がり軸受用軌道輪およびその製造方法を提供する。【解決手段】鋼よりなりかつ肉厚が25mm以上の転がり軸受用外輪1である。軌道面となる内周面2の表層部3の金属組織がマルテンサイトと残留オーステナイトとよりなる。内周面2から全肉厚の1/4の部分P1の金属組織がマルテンサイトとパーライトとよりなる。内周面2から全肉厚の1/2の部分P2の金属組織がパーライトよりなる。また、外周面4の表層部5の金属組織がマルテンサイトと残留オーステナイトとよりなり、外周面4から全肉厚の1/4の部分P3の金属組織がマルテンサイトとパーライトとよりなる。両表層部3、5の残留オーステナイト量を5〜30vol%とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼よりなりかつ肉厚が25mm以上の転がり軸受用軌道輪において、軌道面の表層部の金属組織がマルテンサイトと残留オーステナイトとよりなり、前記軌道面から全肉厚の1/4の部分の金属組織がマルテンサイトとパーライトとよりなり、前記軌道面から全肉厚の1/2の部分の金属組織がパーライトよりなり、前記表層部の残留オーステナイト量が5〜30vol%となされていることを特徴とする転がり軸受用軌道輪。
IPC (3件):
F16C33/62 ,  C21D9/40 ,  F16C33/64
FI (3件):
F16C33/62 ,  C21D9/40 A ,  F16C33/64
Fターム (10件):
3J101BA54 ,  3J101BA56 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA02 ,  3J101FA15 ,  3J101GA36 ,  4K042AA22 ,  4K042DA01 ,  4K042DE05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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