特許
J-GLOBAL ID:200903035749478547

硫黄除去法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-531272
公開番号(公開出願番号):特表2000-507303
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】炭化水素類の混合物を含み、望ましくない不純物として有機硫黄化合物を含有する供給原料から硫黄含量の少ない生成物が製造される。本方法は、酸触媒の存在でアルキル化剤での処理により、硫黄含有不純物の少なくとも一部をより高沸点の硫黄含有生成物へと転化し、分別蒸留により、これら高沸点の生成物の少なくとも一部を除去することを含む。適当なアルキル化剤としては、アルコール類およびオレフィン類が挙げられる。好ましい実施態様において、不純物として芳香族硫黄化合物を含有する接触クラッキング生成物が本方法のための供給原料として使用される。
請求項(抜粋):
約345°C以下で沸騰する炭化水素類の混合物を含み、少量の有機硫黄化合物を含有する液体供給原料から、硫黄含量の少ない生成物を製造するための方法であって、該方法が、 (a) 前記供給原料がモル基準で有機硫黄化合物のそれに少なくとも等しい量のアルキル化剤を含有し、前記アルキル化剤がアルコール類およびオレフィン類からなる群より選択される少なくとも1種の物質を含むように前記供給原料の組成を調整し; (b) 前記有機硫黄化合物の少なくとも一部をより高沸点の硫黄含有物質に転化するのに有効な接触時間、100°Cを上回る温度で酸性固体触媒とその生成した混合物を接触させ; (c) 前記接触工程の生成物を分別蒸留して、高沸点の硫黄含有物質を除去し、前記供給原料のそれと比較して硫黄含量の少ない生成物を生成させる;ことを含む方法。
IPC (4件):
C10G 29/20 ,  B01J 29/40 ,  B01J 29/70 ,  C10G 29/22
FI (4件):
C10G 29/20 ,  B01J 29/40 X ,  B01J 29/70 X ,  C10G 29/22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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