特許
J-GLOBAL ID:200903035762743659

生物学的に活性な分解産物を有するポリ酸無水物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-531088
公開番号(公開出願番号):特表2003-511550
出願日: 2000年10月11日
公開日(公表日): 2003年03月25日
要約:
【要約】有用な分解産物を伴う、改善した分解特性および処理可能性を有する生体適合性ポリ酸無水物がここで開発された。1つの実施形態では、ポリ酸無水物は、オルト置換ビス芳香族カルボン酸酸無水物から生成されたオルト置換芳香族ポリ酸無水物であり、それはサリチレートのような生物学的に活性な物質へ分解する。別の実施形態では、ポリ酸無水物は構造において脂肪族であり、そしてα-ヒドロキシ酸へ分解する。本発明の生体適合性ポリ酸無水物を、そのポリ酸無水物の分解産物およびその分解産物の選択された使用に依存して、経口経路、皮下経路、筋肉内経路、皮内経路、および局所経路を含むがこれに限らない様々な経路を介して宿主に投与し得る。
請求項(抜粋):
ポリ酸無水物を含む組成物であって、該組成物は、生物学的に活性なサリチレートまたはα-ヒドロキシ酸に分解され、該ポリ酸無水物は、以下の式(I)または(III)の構造を有する繰返し単位を含み、式(I):【化1】において、Arは、置換または未置換の芳香族環であり、そしてRは、各Arの、無水物基に対してオルト位で置換された-Z1-R1-Z1-であり、ここで、R1は、二官能性有機部分であり、Z1は、エステル、アミド、ウレタン、カルバメートおよびカルボネートからなる群から選択される二官能性部分であり;式(III):【化2】において、Rは、1〜20個の炭素原子を含むアルキレン基、-(CH2)x-(ここで、xは、1〜20である)、または【化3】(ここで、xは、1〜20であり、そしてZ1およびZ2は、OHであり、その結果、該R基は、1〜40個のヒドロキシル基を含む)である、組成物。
IPC (12件):
C08G 67/04 ZBP ,  A61K 47/48 ,  A61P 7/02 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 27/12 ,  A61P 31/00 ,  A61P 31/12 ,  A61P 35/00 ,  C08L101/16 ,  A61K 31/60
FI (12件):
C08G 67/04 ZBP ,  A61K 47/48 ,  A61P 7/02 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 27/12 ,  A61P 31/00 ,  A61P 31/12 ,  A61P 35/00 ,  C08L101/16 ,  A61K 31/60
Fターム (34件):
4C076BB24 ,  4C076BB31 ,  4C076CC10 ,  4C076CC11 ,  4C076CC18 ,  4C076CC20 ,  4C076CC27 ,  4C076CC31 ,  4C076CC35 ,  4C076EE24 ,  4C076EE25 ,  4C076EE26 ,  4C076FF68 ,  4C086AA01 ,  4C086DA17 ,  4C086MA01 ,  4C086MA05 ,  4C086MA58 ,  4C086MA63 ,  4C086NA13 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA36 ,  4C086ZA54 ,  4C086ZA89 ,  4C086ZA90 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB31 ,  4C086ZB33 ,  4C086ZB35 ,  4J005AB02 ,  4J200AA04 ,  4J200BA12 ,  4J200DA22 ,  4J200EA11
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る