特許
J-GLOBAL ID:200903035802188793
環状化合物、包接体、溶液処理剤、物質センサ及び環状化合物の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-054749
公開番号(公開出願番号):特開2004-262833
出願日: 2003年02月28日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】2,6-ジカルバモイルピリジンを構成単位とし陰イオン包接機能を有する大環状ラクタムのカルボニル基をチオカルボニル化処理することにより、新規でかつ有用な環状化合物を得る。【解決手段】2,6-ジチオカルバモイルピリジンを構成単位とし、1又は2以上の反復構成単位からなる大環状チオラクタムを、相当する2,6-ジカルバモイルピリジン構成単位とする大環状ラクタムと、2,4-ビス(4-メトキシフェニル)-1,3-ジチア-2,4-ジホスフェタン-2,4-ジスルフィドとのチオカルボニル化反応によって製造する。この化合物は、環状骨格内に集約させた陽子供与基の供与性が向上し、フッ化物イオン等の陽子受容性を有する陰イオンを優先的に包接することが可能となり、新しい包接錯体を生成できる。この化合物は、陰イオン受容性ホスト分子として活用すれば、選択的な分離抽出用試薬及び分子認識用センサ素材として有用である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
環状化合物であって、2,6-ジチオカルバモイルピリジンを構成単位とし、次の式:
IPC (1件):
FI (3件):
C07D471/16
, G01N24/02 530K
, G01N24/08 510P
Fターム (11件):
4C065AA07
, 4C065BB09
, 4C065CC10
, 4C065DD05
, 4C065EE03
, 4C065HH01
, 4C065JJ01
, 4C065KK01
, 4C065LL09
, 4C065PP01
, 4C065QQ05
引用文献:
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