特許
J-GLOBAL ID:200903035818628688

光スイッチ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳瀬 睦肇 ,  渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-054064
公開番号(公開出願番号):特開2008-216640
出願日: 2007年03月05日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】導波路型の光スイッチであって、複数の波長それぞれの光の経路を一括して切り替える光スイッチを提供する。【解決手段】第1の導波路10の一部である第1領域上には強誘電性液晶層22と、強誘電性液晶層22に電圧を印加して強誘電性液晶層22の配向方向を制御する第1の電極24が形成されている。第2の導波路30の一部である第2領域は、クラッド層32により被覆されている。強誘電体液晶層22の屈折率は該強誘電体液晶層22の配向方向により変化し、前記第1領域の屈折率は、強誘電体液晶層22の屈折率の変化に起因して変化する。クラッド層32の屈折率は、強誘電体液晶層22の屈折率の下限値以上上限値以下である。前記第1領域の屈折率の下限値から上限値の間のいずれかの値と前記第2領域の屈折率との差と、前記第1領域の光路長との積を、前記入力光の位相に換算した場合、該位相がπの奇数倍である。【選択図】図7
請求項(抜粋):
入力光を、第1の分岐光、及び該第1の分岐光に対して位相が第1の方向に0.5πずれた第2の分岐光に分岐する第1の方向性結合器と、 前記第1の方向性結合器に接続され、前記第1の分岐光を伝達する第1の導波路と、 前記第1の方向性結合器に接続され、前記第2の分岐光を伝達し、かつ前記第1の導波路との長さの差を前記入力光の位相に換算した場合に該位相が2πの整数倍である第2の導波路と、 前記第1の導波路の一部である第1領域上に形成された強誘電性液晶層と、 前記強誘電性液晶層に電圧を印加して、該強誘電性液晶層の配向方向を制御する第1の電極と、 前記第2の導波路の一部であり、前記第1領域との長さの差を前記入力光の位相に換算した場合に該位相が2πの整数倍である第2領域を被覆するクラッド層と、 第1及び第2の出力端子を有しており、前記第1の導波路及び前記第2の導波路から前記第1及び第2の分岐光が入力され、前記第1の分岐光を第3の分岐光及び該第3の分岐光に対して位相が前記第1の方向に0.5πずれた第4の分岐光に分岐するとともに、前記第2の分岐光を第5の分岐光及び該第5の分岐光に対して位相が前記第1の方向に0.5πずれた第6の分岐光に分岐し、かつ前記第3の分岐光と前記第5の分岐光を合成して前記第1の出力端子から出力するとともに、前記第4の分岐光を前記第6の分岐光を合成して前記第2の出力端子から出力する第2の方向性結合器と、 を具備し、 前記強誘電体液晶層の屈折率は該強誘電体液晶層の配向方向により変化し、 前記第1領域の屈折率は、前記強誘電体液晶層の屈折率の変化に起因して変化し、 前記第1の分岐光の位相は、前記第1領域の屈折率の変化に起因して変化し、 前記クラッド層の屈折率は、前記強誘電体液晶層の屈折率の下限値以上上限値以下であり、 前記第1領域の屈折率の下限値から上限値の間のいずれかの値と前記第2領域の屈折率との差と、前記第1領域の光路長との積を、前記入力光の位相に換算した場合、該位相がπの奇数倍である光スイッチ。
IPC (1件):
G02F 1/065
FI (1件):
G02F1/065
Fターム (9件):
2H079AA02 ,  2H079AA12 ,  2H079BA03 ,  2H079CA05 ,  2H079DA08 ,  2H079DA22 ,  2H079EA05 ,  2H079EB04 ,  2H079HA04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る