特許
J-GLOBAL ID:200903035822630484

動力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-068574
公開番号(公開出願番号):特開2001-153152
出願日: 2000年03月13日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 周囲の温度変化の影響を受けず、異物の侵入防止が可能で、摩耗防止及び防錆も可能で、しかも、トルクの伝達が一旦遮断された後は遮断状態を確実に維持する安定した動力伝達機構を提供する。【解決手段】 圧縮機1の事故等に起因して設定値を超過したトルクが発生した際、プーリ4側のインナーリング8の各径方向テーパ状凹部8aの一方のテーパ面(プーリの回転方向に応じていずれか一方)が、各ボール9を押圧してハブ10の各径方向及び回転軸方向凹部10bに移動する。この移動後の状態では、各ボールは、径方向外側に戻る若干の恐れがあるため、各一方のテーパ面とボール押圧リング12の傾斜面12aとは、各ボールを各回転軸方向奥凹部10cに更に移動する。この結果、各ボールは、径方向外側に戻ることを確実に阻止される。したがって、インナーリングと各ボールとは、離間するため、プーリの回転は、圧縮機の回転軸2に伝達されない。
請求項(抜粋):
複数の径方向テーパ状凹部を有する駆動側回転部材と、回転軸に連結され、かつ、複数の径方向及び回転軸方向凹部を有する従動側回転部材と、前記各径方向テーパ状凹部から前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動することができる各ボールと、前記従動側回転部材に取り付けられたばね及び前記ばねによって付勢されたボール押圧リングとから構成され、トルクの伝達時には、前記ボール押圧リングに形成された傾斜面が前記各ボールを前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部と前記従動側回転部材とに圧接させ、トルクの遮断時には、前記駆動側回転部材の前記各径方向テーパ状凹部の一方のテーパ面と前記ボール押圧リングの前記傾斜面とが前記各ボールを前記各径方向及び回転軸方向凹部に移動させることを特徴とする動力伝達機構。
IPC (4件):
F16D 7/10 ,  F16D 41/08 ,  F16H 35/10 ,  F16H 55/36
FI (5件):
F16D 7/10 ,  F16D 41/08 Z ,  F16H 35/10 G ,  F16H 55/36 E ,  F16H 55/36 H
Fターム (4件):
3J031AA02 ,  3J031AC01 ,  3J031BA19 ,  3J031CA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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