特許
J-GLOBAL ID:200903035852035696

多光子顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-373723
公開番号(公開出願番号):特開2000-193889
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 単一焦点走査方式の多光子顕微鏡の限界を遙かに越える高い走査速度を実現し得る、多焦点走査方式の多光子顕微鏡を提供する。【解決手段】 レーザ装置2からのレーザ光17は、ビーム拡張器5を経てマイクロレンズアレイ6の多数のマイクロレンズが配置された入射面6aに垂直に入射し、ニポウディスク7のピンホールを透過した後、リレーレンズ8、対物レンズ9を経て試料24の観察面24aに結像され、それにより発生する2光子励起蛍光25は、対物レンズ9、ダイクロイックミラー10、集光レンズ11を介して撮像手段12に入射し、そこで撮像されて2光子励起蛍光画像となって表示手段13に表示される。マイクロレンズアレイ6およびニポウディスク7を1800rpmで同期回転駆動して試料観察面24a上の約1000点の焦点を走査すると、1/360秒のフレームレートで2光子励起蛍光画像が得られる。
請求項(抜粋):
レーザ光を発生するレーザ装置と、該レーザ装置から発せられたレーザ光を多数のマイクロレンズが配置された入射面に垂直に入射されるマイクロレンズアレイと、該マイクロレンズアレイを経たレーザ光を前記マイクロレンズと対応して配置されたピンホールにそれぞれ入射されるニポウディスクと、該ニポウディスクを出射したレーザ光を試料観察面に結像して2光子励起蛍光を発生させる対物レンズと、前記試料観察面から前記対物レンズを経て入射された2光子励起蛍光を反射させるダイクロイックミラーと、該ダイクロイックミラーで反射された2光子励起蛍光を集光レンズを介して入射されて2光子励起蛍光画像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像された2光子励起蛍光画像を表示する表示手段とを具える多光子顕微鏡であって、前記マイクロレンズアレイおよびニポウディスクを所定回転速度で同期回転駆動して前記試料観察面に形成される多数の焦点を走査することにより、ビデオレートよりも十分小さいフレームレートで2光子励起蛍光画像を得るようにしたことを特徴とする多光子顕微鏡。
IPC (3件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/06 ,  G02B 21/36
FI (3件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/06 ,  G02B 21/36
Fターム (11件):
2H052AA08 ,  2H052AA09 ,  2H052AC04 ,  2H052AC07 ,  2H052AC15 ,  2H052AC27 ,  2H052AC29 ,  2H052AC33 ,  2H052AC34 ,  2H052AF13 ,  2H052AF14
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 2光子励起顕微鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-193093   出願人:横河電機株式会社
  • 特表平5-503149
  • 特開平3-015746
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