特許
J-GLOBAL ID:200903035852166030

画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011370
公開番号(公開出願番号):特開平7-199503
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】感光体表面の耐摩耗性に優れ、かつ画質欠陥の発生を低減できる画像形成方法を提供。【構成】感光層中に下記一般式(A),(F),(H)等の高分子電荷輸送材料を含有した感光体を用いる接触帯電方法により感光体を帯電させた後、感光体上に静電荷像を形成し、現像により可視画像を形成。(各式中、Ar1 ,Ar2 ,Ar2 ′はアリーレン基、Ar3 ,Ar3 ′,Ar6 ,Ar6 ′はアリール基、X1 〜X12はアルキレン基等、R9 〜R12′は水素、アルキル基等を示す。pは0または1、qは1〜3、a,a′,b,b′は1または2で、モル比、s,uは1以下、t,vは1未満、s+t,u+vは1とする。n1 ,n2 ,n3 は重合度を示す。)
請求項(抜粋):
感光体を帯電させた後、感光体上に静電荷像を形成し、現像により可視画像を形成する画像形成方法において、導電性支持体上に感光層を設け、その感光層中に下記一般式(A)〜(J)で表される高分子電荷輸送材料から選択される少なくとも1種を含有した感光体を用い、感光体表面に当接させた導電性部材に電圧を印加する接触帯電方法により、感光体を帯電させることを特徴とする画像形成方法。【化1】(各式において、Ar1 は下記の基から選択されるアリーレン基である。【化2】ここで、R1 は炭素数1〜24の置換または非置換のアルキル基を示し、Yは、2つのベンゼン環が直接結合する単結合であるかまたは下記の基から選択される基である。【化3】上記式において、R2 およびR3 は、炭素数1〜10の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示し、R4 およびR4 ′は、炭素数1〜24の置換または非置換のアルキル基を示し、Ar5 は炭素数6〜14の置換または非置換アリーレン基を示す。また、rは0〜3の整数を意味する。Ar4 およびAr4 ′は、同一でも異なっていてもよく、下記の基から選択されるアリーレン基である。【化4】上記式において、R5 は炭素数1〜24の置換または非置換のアルキル基を示す。Ar2 およびAr2 ′は、同一でも異なっていてもよく、上記のAr4 、Ar4′から選択されるアリーレン基であり、Ar3 およびAr3 ′は、同一でも異なっていてもよく、下記の基から選択されるアリール基である。【化5】ここで、R6 、R7 およびR8 は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜24の置換または非置換のアルキル基を示す。また、X1 、X2 、X2 ′、X3 、X4 、X4 ′、X5 、X6 およびX6 ′は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基または炭素数6〜14の置換または非置換のアリーレン基を示し、Tは下記の基から選択される基である。【化6】ここで、Zは上記のYから選択される基である。さらに、pは0または1の整数を意味し、qは1、2または3の整数を意味する。重合度n1 は5〜5000である。)【化7】(各式において、X7 およびX7 ′は、同一でも異なっていてもよく、ベンゼン環と酸素原子が直接結合する単結合であるか、炭素数1〜15の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基もしくはアルキレンオキシ基、または炭素数6〜24の置換もしくは非置換のアリーレン基もしくはアリーレンオキシ基を示し、アルキレン基鎖中には酸素原子が1個以上介在してもよく、またアリーレン基は1個以上の酸素原子を介して複数個結合してもよい。X8 およびX8 ′は、同一でも異なっていてもよく、-CO-R11-CO-、-COO-R11-OCO-または-CONH-R11-NHCO-を示し、ここで、R11は、炭素数1〜15の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基、炭素数6〜24の置換もしくは非置換のアリーレン基または酸素原子が1個以上介在してもよい炭素数2〜25のアルキレン基を示す。X9 は、炭素数2〜30の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基を示すかまたは前記のAr1 から選択されるアリーレン基である。また、R9 、R9 ′、R10およびR10′は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜24の置換もしくは非置換のアルキル基、炭素数1〜24のアルコキシ基または炭素数6〜14の置換もしくは非置換のアリール基もしくはアリールオキシ基を示し、a、a′、bおよびb′は、それぞれ1または2の整数を意味する。さらに、モル比sは1以下の数値であり、tは1未満の数値であって、s+t=1.0とする。重合度n2 は10〜300である。)【化8】(各式において、X10、X10′、X11、X11′およびX12は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜25の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基、酸素原子が1個以上介在すると共にアリーレン基が1個以上介在してもよい炭素数2〜25のアルキレン基もしくはアルキレンオキシ基を示すか、または前記のAr1 から選択されるアリーレン基である。また、R12およびR12′は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜24の置換もしくは非置換のアルキル基または炭素数6〜24の置換もしくは非置換のアリール基を示し、Ar6 およびAr6 ′は、同一でも異なっていてもよく、前記のAr3 から選択されるアリール基である。さらに、モル比uは1以下の数値であり、vは1未満の数値であって、u+v=1.0とする。重合度n3 は5〜1000である。)
引用特許:
審査官引用 (7件)
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