特許
J-GLOBAL ID:200903035870876029

押出形材突合わせ継手の摩擦攪拌接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101457
公開番号(公開出願番号):特開平11-291066
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 板厚が変動しても接合部が上面から下面まで達する完全溶込み形状の突合わせ継手が安定的に得られ、またプローブの肩の被接合材上部への押し込み深さの不適切に起因する接合部上端部の欠陥のない優れた接合部品質の継手を、高い接合速度で形成可能な押出形材の突合わせ継手の摩擦攪拌接合方法の提供を課題とする。【解決手段】 一対の板状押出形材4、5の突合わせ部6へ押し込むプローブ1の攪拌ピン3の先端が、板状押出形材の裏面4ls、5lsの上方の位置{-Ple=0.05〜0.20mm}になるように、更にプローブ1の肩2s の板状押出形材の上面4us、5usからの押込深さhs (mm)を接合速度VW (mm/プローブ1回転)に応じて適切に設定することを解決手段とする。
請求項(抜粋):
一対の押出形材からなる被接合材の被接合面同士を突合わせて突合わせ部を形成し、該突合わせ部の裏面に接触する裏当で該裏面を支持するとともに、凹面円形底面の中央部から回転軸方向に突出する攪拌ピンを備えたプローブの、前記攪拌ピンを前記突合わせ部の被接合材の中に回転させつつ押し込み、前記凹面円形底面を前記突合わせ部近傍の被接合材表面に押圧しながら、前記プローブを回転しつつ突合わせラインに沿って移動させることによって、前記突合わせ部を表面から裏面に達する完全溶け込み型の継手を形成するように接合する押出形材突合わせ継手の摩擦攪拌接合方法であって、前記攪拌ピンの先端が、前記一対の被接合材の突合わせ部の裏面から0.05〜0.2mm上方に位置するように制御することを特徴とした押出形材突合わせ継手の摩擦攪拌接合方法。
FI (2件):
B23K 20/12 D ,  B23K 20/12 G
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る